今日はちょっと趣向を変えて、時計の電池くらい交換してみようと思ったのでご報告します。
PCを分解して掃除したりハードウェアいじっていたりすると、はた目には「時計の電池くらい簡単に交換できるだろう。」と思われるようです。
サラッと「電池交換しといて」、と手渡されたのが子供用腕時計の電池交換。
確かに腕時計の電池は意外と簡単に交換できるものです。
ですが、精密機械であることに変わりはありませんので、自己責任で実施しましょう。無理して壊れたとしてもどうにもなりませんし、どうしようもありません。
電池交換で節約?
電池交換はお店でプロに頼むと概ね千円前後でやってくれます。電池代は数百円ですから、自分でやっても数百円の節約でしかありません。
なので、極力プロにお願いしたほうがいいのですが、近所に時計交換できる店がないとか店で電池交換を断られたとか言った場合には自分で交換したほうがいいこともあります。
例えば体験した範囲では、ストップウォッチ機能とか秒針合わせを使うためのボタンが汗でくっついて戻らなくなっている腕時計の電池交換に持ち込んでは断られたことがあります。まず修理してからじゃないと電池交換すら受け付けてもらえないということらしいです。で、代金は時計本体代金より高額の修理代、となると自分でやった方がはやいかな、と思えてくるものです。
個人的には腕時計って時間をきちんと刻んでくれてリューズがちゃんと動作するようであれば利用上あまり困りません。
と、いうことで電池も安いことだし自分で交換してこの千円程度の出費を節約することにしました。
裏蓋を開ける
開ける前にまずOAクリーナーや使い古しの歯ブラシなんかで手垢や汚れをとっておきます。PCを開けるときと同じ感覚ですね。
腕時計の裏ぶたを開けるために裏を確認します。ドライバーでねじ止めされているのもあれば、こじ開けるための隙間が用意されているものもあります。
安い腕時計はこじ開ける方式が多いですね。
図:蓋の比較
こじ開ける方式だとマイナスドライバーなどで引っ掛けててこの原理で開けるのですが、今回はドライバーでねじ止めされているほうでした。
こんな感じです。
図:開けたところ
とりあえずねじをなくさないように注意なのと、ねじが複数種類あればどの位置がどのねじかを分かるようにしておく、という点を注意しておく感じですね。
交換用電池を調べる
だいたいの時計は開けると、電池が見えます。
見えた電池を持っていればそのまま使えばOKです。
今回はCR1216という電池でした。
今回は違いましたが、腕時計の電池はSR626SWが使われていることが多いです。
うちの腕時計は大半がこのSR626SWが使われているので、5個セットまとめ買いで都度都度電池交換しています。
蓋を開けて電池を確認したら、手持ちの電池では間に合わない場合には買うことになります。
自分の手持ちの腕時計はどの電池を使うかあらかじめ知っていればスムーズですね。
電池を交換して蓋を閉める
電池を交換したら蓋を元通りに閉めるだけで完了です。簡単です。
ここまでで、思ったのですが、
腕時計を買うときに、交換用電池が何か把握しておいたほうがいいかも
って思いました。自分の持っている腕時計がSR626SWで統一されているようなら交換用電池は一種類だけストックしておけばいいことになりますね。