treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

※https化しました。その影響でしばらくリンク切れなどがあるかもしれませんが徐々に修正していきます。 リンク切れなどのお気づきの点がございましたらコメントなどでご指摘いただけますと助かります。

PCが起動しない⇒伝統の故障だった

OSが起動しない、アレコレ調べるにも知識がないと限界はあるかもしれません。
今日はある1台のThinkPad T420sにインストールされているWindows7が起動しなくなった症状をご報告します。

その連絡は

「なんかパソコンが起動しないんですけど。」

と、電話で連絡を受けたある日の午後。
故障ですかね?電源は入りますか?

「電源は入りますね。電源入った後で、ThinkPadって画面いっぱいに表示されて、そのあと起動するはずのWindows7が起動してこないんですよ。」

ふーむ、じゃあ、正確にはOSであるWindows7が起動しないってことですか。
この時はWindows Updateでも失敗したのかなぁ、くらいの想定をしていました。

「うーん、なんかWindowsの起動に入らないんですよね。Intel Bootなんちゃらってのが画面に表示されて、それを延々繰り返しているんです。」

む?"Windowsを起動しています"とか"スタートアップの修復"という画面とかが表示されない?

「そう、PCを起動時に表示されるのはIntel Bootなんちゃらだけですよ。これどうしたら直る?」

…電話で何とか直せるような症状ではないようです。とりあえずWindows Updateは関係ないな、と判断。
対象の機器を私の手元にくださいという話になって、この時の電話は終了。

症状は

さっそく後日、実機を手元に取り寄せて動作の確認

まずはPC起動、起動後にUEFI(BIOS)はきっちり起動します。

f:id:treedown:20180428132007p:plain
この後のブートプロセスで、内蔵のSSDを読みに行くはずが…

f:id:treedown:20180428132024p:plain
画面上には、
Initializing Intel(R) Boot Agent GE v1.3.66
PXE 2.1 Build 089 (WfM 2.0)
という表示の後、
Press Ctrl+S to enter the Setup Menu.
と表示され、次の画面に。

f:id:treedown:20180428132103p:plain

画面が切り替わって、
Intel Boot Agent GE v1.3.66
Copyright (C) 1997-2010, Intel Corporation

CLIENT MAC ADDR: MACアドレス GUID:
DHCP./_

と表示されて、PXEブートを試行してしまいます。

内蔵SSDを起動デバイスとして認識していない?と思しき動きをしてくれます。
UEFI(BIOS)は起動するので、起動順をさっそく確認

Boot順を確認すると…

UEFI(BIOS)からブート順を確認すると、

f:id:treedown:20180428132140p:plain
?なんか見慣れないデバイス「SATAFIRM S11」という表記が内蔵SSDとして認識されています。
おかしいな…、と訝しむ、というのもその理由は、この内蔵SSDドライブはTranscendのSSDです。なので、「TSほげほげ」のような型番で認識するはず。
いちおう別のPCのTranscendの内蔵SSDを確認してみると、

f:id:treedown:20180428132158p:plain
と、こういう具合にHDD0ではTS128GSSD370S-(S1)と表記されていました。こういう表記になっていないといけないはずなんですが、「SATAFIRM S11」ってなんでしょね?

もしかして純粋にSSDが故障した?ということで、さっそく取り外してディスクチェックしてみることにしました。

ディスクチェック後

ディスクチェックしたら…

不良セクタ検出、という表示がウヨウヨ出てきました。

あー、故障ですね…。
結局はシンプルに「内蔵ドライブ(SSD)が壊れました」という話でした。

今回対象となったTranscendのSSD、TLCのリーズナブルな内蔵SATA用SSDなのですが、買ってからそれほど時を待たずして故障、という結論に至りました。

で、次の記事「Transcendの標準保証を利用してみた。」(予定)に続きます。

blog.treedown.net