PCのリプレイスを頼まれてThinkPad T450をセットアップすることになり、その一環でSSD換装を実施しましたのでご報告です。
OSインストールの前に内蔵バッテリを無効化して内蔵ドライブを交換します。
事前準備
ThinkPad T450はフロントバッテリとリアバッテリの二種類で稼働時間を稼いでいます。
そのため、外観に見えるバッテリを外しただけでは通電状態のまま。
そこで、UEFI(BIOS)を起動して、内蔵されているバッテリを通電しないよう無効化するようにします。
起動画面でF1キーを連打、UEFI(BIOS)画面を起動します。
起動後、「Config」を選択して「Power」メニューを開きます。
ここの一番下の「Disable Built-in Battery」をEnterすると
メッセージが表示、「Yes」を選択してEnterキーを押下。
PCがシャットダウンし、次にACアダプタを接続するまで内蔵バッテリは無効化されます。
分解
分解といっても、裏蓋を外すだけです。
保守マニュアル一読がお勧め
■ThinkPad T450 各種ドキュメント
https://pcsupport.lenovo.com/jp/ja/products/laptops-and-netbooks/thinkpad-t-series-laptops/thinkpad-t450/documentation
から、「ユーザーガイド」を選択すると
■ハードウェア保守マニュアル - ThinkPad T450
https://download.lenovo.com/pccbbs/mobiles_pdf/t450_hmm_jp.pdf
を閲覧できます。
まずはネジを外します。
保守マニュアルには番号とアルファベットが割り当てられているので、a,b,c,…という順番に外したり締めたりしたほうがよさげ。
ネジを外すと、部品が一通り見ることができます。
SSDはここ。
SSDはネジ一本で留められていました。
さっそく外します。
ネジを外すと、
M/BのSATA端子から2.5インチストレージを取り外すことができるようになります。
さっそく取り外したHDDからガワを回収。
こんな感じで三つの部品に分かれます。
アルミシート(左上)は両面テープで貼り付けられているので、慎重に剥がします。前のビス留めのほうが良かったのになぁ。
これらを換装するSSDに同じように付けていきます。
無事つきました。
これを元通りネジ留めして終了。
無事換装完了しました。最後に分解手順と逆の手順で裏蓋を取り付けて完成することになります。
ついでに見ておく
もののついでと、裏蓋を取り付ける前に内蔵SATA以外となる他の部品周りも確認しておきました。
メモリは…
ThinkPad T450はスロットが二つあり、オンボードメモリがないのが分ります。とりあえずこの機器は1枚挿しで空きスロットが一つあることが確認出来ました。
他には、
M.2のSSDが取り付けできそうなスロットが1スロットありました。WWAN用?
ついでにBIOS(UEFI)アップデート
ついでに、BIOS(UEFI)とIntel Management Engineファームウェアのアップデートをやっておくことにしました。
新しい機種だしSystem Updateが使えるので。
UEFIはWindows10側で操作した後で自動的に再起動し、
アップデート完了。Intel MEファームウェアも同様に
こんな感じでバージョンアップ完了です。