Outlookの操作方法についてのご報告です。
「オフライン作業中」という表示のままオンラインに戻らなくなったOutlookを再びオンラインに戻すための方法。
ネットワーク障害、との報が入る
「○○の拠点間通信(Bオフィス)が通信できなくなったそうですよ。」
こんな連絡が入ったのは夕方のソロソロ業務時間終了ですわ~、って時間帯。
「拠点(Bオフィス)の人から電話で連絡が入ったんですよ。通信出来ないみたいです。そちらから接続確認は可能ですか?」
一応、pingや共有フォルダアクセスくらいなら確認は可能です。早速アクセス確認を…、
ん?全然リモート先のコチラからは拠点にアクセス出来ますぞ。
こちらから拠点Bオフィスへのアクセスは問題ない旨を伝えたところ、
「いまAオフィスに居て、Bオフィスは近いから、いまから行ってきますね。」
こういって見に行ってくれた現地スタッフ、現地に着いてから、気まずそうに続報の電話が掛かってきました。
「えーっと、パソコンの…、Outlookがオフライン、っていう話でした…。」
えーっと…、拠点内の通信は正常ですか?
「他の人は問題ないみたいですね。このPCのOutlookだけがオフラインとなっていて、通信出来ないだけ、ということのようです。」
はぁ~、助かった…。オオゴトじゃ無くて良かったですな。
どうやらPCユーザの一人の方が、Outlookに表示される「オフライン作業中」というのを見て、現在通信がオフラインになった、という話が伝言ゲームで拠点の通信がダウンした、ということになったようです。むむむ、伝えるって難しい。
簡単に修復
とりあえず、場当たり的な対処ですが、Outlookの「オフライン作業中」表示を解消して、ひとまず解決とすることにしました。
連続するようなら別の問題が考えられるので、連続する場合にはまた連絡をもらうようにします。
Outlookの画面右下が「オフライン作業中」という状態表示になっています。
ただし、WiFiが接続されており、PC自体はLANを経由してインターネット接続が確保されていることが見て取れました。
そこでOutlookのリボンから「送受信」のタブをクリックし、右端のユーザー設定と記載された箇所、「オフライン作業」というボタンをクリックします。
※このボタンが有効/無効を切り替えるボタンとなります。
オフライン作業中はPCの通信状態によってOutlookがオフライン状態となる可能性もあるので、オフライン作業中状態になった場合、PCが通信可能な状態に復旧したあと、手動でこの「オフライン作業」ボタンをクリックしてオフライン作業中状態を解除する必要がある、ということがあります。今回がそのような動作をしたのではないかと考えられます。
根本的には
根本的な要因は、(たぶん)ネットワーク接続が途切れてOutlookがオフライン作業中状態に遷移したことが要因、だと思いますので、この通信が途切れるという要因を取り除く必要がありますけど、今のところはネットワークが途切れた要因が絞り込めないことから、しばらくは経過観察となりました。