Windows7からタスクバーによく使うアプリをピン留めできるようになりました。
Windows10となった今でもこの機能は現役なのですが、Windows10でたまに消えるのです。
今日はこの対処療法をご報告。
便利に使えるタスクバーピン留め
タスクバーピン留めは結構便利に使っています。
マウスでクリックするショートカットとして使えるだけでなく、左から数えて「Windowsキー」＋「数字キー（[1]とか[2]とか[3]の数字のキー）」をキーボードで押下することで、マウスでクリックしなくてもタスクバーにピン留めしたアプリケーションを起動することができます。
例えば、下図のようなタスクバーの場合
まだアクティブになっていないOutlookやEvernote、Firefoxを起動しようとする場合、Outlookなら「Windowsキー」＋「数字[3]キー」を押下すると起動、隣のEvernoteなら「Windowsキー」＋「数字[4]キー」を押下、Firefoxなら「Windowsキー」＋「数字[7]キー」を押下、という具合にキーボードショートカットがないアプリでも起動することが可能です。
これが地味に便利。
しかし、ある日を境にして、このタスクバーの動作に異変が起こるようになりました。
時折消えるタスクバーピン留め
ある日、起動したWindows10、
そのWindows10のタスクバーが、こんな感じに。
ピン留めしていたはずのアプリがない、という状況になってしまいました 。
ちなみにスタートアップで起動する（ピン留めしているわけではない）アプリケーションは普通に起動してきます。
ただし、この状態は「ピン留め設定が吹っ飛んだ（消えた）」というわけではないようです。
と、いうのも、ピン留めしてあったアプリケーションを別途手動起動したあとで右クリックすると
「タスクバーからピン留めを外す」と表記されています。
これ、タスクバーのピン留め設定が消失しているのなら、
こんな具合に「タスクバーにピン留めする」と表記されるはずなのです。
と、いうことは既にタスクバーにピン留めされているとWindows10上では認識しているはずなのが、実際にタスクバーにピン留めが表示されない、と言う状況になっているようだ、と考えられます。
対処療法（簡単）
こうなったときの対処療法は簡単です。
なんでもいいので、一つアプリケーションを起動します。
※例えばメモ帳
タスクバーに起動したメモ帳のアイコンが表示されます。
それを右クリック
「タスクバーにピン留めする」を選択して、仮にメモ帳をタスクバーにピン留めします。
すると…
不思議なことに、メモ帳をタスクバーにピン留めした直後に、以前存在したタスクバーにピン留めしたショートカットたちが復活、再度表示されるようになりました。
あとは、仮にタスクバーにピン留めしたメモ帳を、タスクバーのピン留めから外してしまえば、元通り、というわけです。
原因不明だけども
ひとまず、根本的な原因は不明ながら、起動後（シャットダウンからのコールドスタートや再起動後のログイン直後）にタスクバーのピン留めアイコンが消失しているとき、には上記のようにして復旧させています。
根本的な原因は分からなんですけどね…。
