ちょっと前の話ですが、リアクションもらいました。
読んでくれてありがとうございます、とブログで話題にしていただいてありがとうございます。
読むと分かるのですが、こういう話って、けっこうあるあるなんですね。
DzyyVO46さん二回も言及していただきましてありがとうございました。
実は似たような話、もう一個あるんです。
実はですね。もう一個似たような話のストックがございまして…。
WordPressの設定をして他社に提供した時の話です。時はWordPress4.0時代の昔話…。
「FTP接続できませんよ!」
という問い合わせがやってきました。正確には提供先のさらに向こうに居る協力者であるパートナー企業の設定屋さんが接続できない、って言ってるそうなんですね。
あれ?でもこっちでは接続できますよ。どうしたんでしょうか?
「WordPressでプラグインのインストールを実行しようとしてエラーになるらしい。」
えー?WordPressですか。それもこっちではできていますけどねぇ。もうちょっと詳しくどんなエラーとか聞いてますか?
「なんかねー、よく分からんですけど、エラーになるらしいんですよねー。
これ見たらわかります?」
と手渡されたのは一通のPPTファイル、…PPTファイルか…。
開いたPPTファイル、そこには実際の操作とエラーが出ている画面がいくつか貼り付けられていました。
詳細を見てみると
その時は「SSH SFTP Updater Support」というプラグインを入れてSFTPでインストールやアップデートを実行するようなWordPress環境を用意して運用していました。
なんか冒頭からFTP接続って言ってるしなぁ、と思っていたら…
ああ、やっぱり、そういうことなのね。
ユーザ名&パスワードは間違っていないんですが、ホスト名の指定と接続形式が誤っていました。このときはホスト名に「hostname.domain:SSHポート」例えばホスト名がhostname.hoge.comのデフォルトSSHポート番号なら「hostname.hoge.com:22」という具合に指定しなきゃいけない、ってのがあって、なおかつ接続形式には「SSH2」を選択しなきゃいけない、っていう、いまのWordPressから考えるとちょっと分かりにくい指定が必要でした。それがどうも
ホスト名: hostname.hoge.com
接続形式: FTP
で接続しているもんだから、FTPユーザとかFTPパスワードが正しい入力でも残念ながらエラー
「FTPサーバーhostname.hoge.com:21への接続に失敗しました」
というエラーメッセージが出て再度入力画面になってしまうという。
接続情報は送ったんだけどな…、と思いながら、再度画面キャプチャ付きで送り直すようにします。
こんな感じの画面を付けて、改めて接続情報を列記して、ホスト名にポート番号付けてね、しかもSSHのポート番号はデフォルトから変えていますからね、接続形式はSSH2を選んでくださいね、といった注意点を強調してアピールしておきます。
いざ、送ったら、「先方に渡しておきますんで、何かあったら連絡しますわ」みたいな感じ。でもそこから全然問合せが来なかったんで、きっとうまくいったんだろう、と、こちらで判断し本件はクローズ。
教訓
テキストの一覧表記で接続情報は送っていたんですけどね、どうもピンとこなかったようで…。
実際の設定画面の画面キャプチャを引き渡すと(たぶん)うまく出来た(模様な)ので、ビジュアルに訴えかける、ってのは大事なんだなぁって思いましたとさ。