今日はたわいもない世間話です。
OSとしてWindows7はちょうどいいところだなぁ、と思った話です。
既にリリースして7年を経過し、メジャーバージョンとしては二世代前のOSになっているWindows7ですが、これくらい枯れたほうが使い勝手がいいなぁと思った話です。
Windows7のいいところは
一言で言って、世の中のほとんどがWindows7に対応している、というところです。Windows7に対応していない、ってことはWindows用じゃなくてMac OS専用かLinux専用ってことになるくらい、Windows7がスコープ外であるソフトやハードは存在していません。
これが現行のメインストリームOSであるWindows10だとちょっと古いソフトやハードで開発がいま一つ力が入っていない場合、非対応なこともあります。ちょっとマイナーなモノであれば情報も必然的に少なくなります。新しいだけに未知な部分についての情報が少ないのはある種やむを得ないところはありますが、これが枯れたOSであるWindows7であれば古今東西の情報が揃っています。
ちょっと検索かけて調べれば大体の欲しい情報が手に入る、インターネット上に知見が蓄積されている、その情報量がWindows7くらい枯れたOSの良いところです。
Windows XPもそうだった
Windows XPは2001年の冬にリリースして2014年4月にその使命を終えるまで、実に丸12年間もの間、現役のOSとして使われ続けていました。
OSの一つのバージョンが10年以上提供され続けて、使い続けるユーザが存在し続けていたということだけでも凄さを感じます。
個人的にはWindows7もXPと同じように2020年のサポート終了ギリギリまで使い続ける人は結構な数存在しているんじゃないかと思っています。
2010年以降くらいからのWindows XPなら何か不具合があればインターネット上に同様の症状を体験している方が居て、検索でその人のページにたどり着き解決策やその原理何かを丁寧に解説してくれていたものです。今のWindows7が同じような状況になりつつあります。
Windows10とWindows8(8.1)
結局Windows Vistaはその評判の悪さでXPから乗り換えるユーザの受け皿になれませんでした。で、ひっそりと2017年に延長サポートフェーズが終了することになります。
Windows7は一定数の評価を得ましたが、その次のWindows8はVistaのときのような感覚で評判は芳しくなく、かつ無料アップグレードがWindows10で提供されたこともあってVista同様にWindows8を使う人は少数派に見えます、おそらく2023年にはVista同様にひっそりと延長サポートフェーズが終了していそうな感じがします。
Windows7のWindows Update
2015年からWindows Updateがうまく動作しない、という状況が続いて、さすがにこれはマズイ、とMicrosoftが思ってくれたかどうかは定かではありませんが、Windows Updateが不具合が出にくい(と思われる)ロールアップパッケージの提供方式に変更になりました。
これでWindows Updateの適用がスムーズにできるようになるといいですね。
でもクリーンインストール直後のWindows7は以前と同様に多くのアップデート適用が必要なのでSP1⇒RoolupPackageとオフライン適用してからWindows Update、というのが定番になりそうな気配です。
Windows7のPC、お手元にありましたら大事に使ってあげてください。