treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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個人的なMVNO SIMの選定条件を一つ

ガラケーとスマートフォン二台持ちで、大手三大キャリアのガラケーを使いつつ、MVNOで格安SIMを用意しスマートフォンを利用しています。利用するスマートフォンはWindows10MobileとAndroid。
MVNOを選んだきっかけについて簡単にご報告を。

いくつかあると思ったのですが、結局、理由は一つでした。

選定理由として一番大きかったポイント

現在メインで利用しているMVNO SIMは以下の二種類

  • OCNモバイル One
  • IIJmio

の二つです。この二つは利用してかれこれ4年くらい経ちます。

他に0SIMもありますが、メイン環境ではないためちょっとここは例外ということで。

この二大MVNOのSIMを選んだ決め手となったのが、「自分はどう使うのか?」を想定したときに引っ掛かったこの条件です。

「連続した3日間の通信量が366MBを超えた場合、通信速度が制限される」

という条件、たいていのMVNOにはこの条件が、ひっそりこっそりと小さな文字で書かれていることがほとんどです。
※特に4年前のMVNOの始まりの時期にはほとんどがこの制限を掛けていました。

IIJmioは
「クーポンが残っている限りは3日間の通信量が何MBでも通信制限は掛からない」
ということが明記されていました。つまり、月内の通信残量が残っていれば3日間366MB制限は存在しない、という事になります。
ほどなくOCNモバイルOneもこの3日間366MBの通信制限を撤廃しました。

つまり、この二つのMVNOは
「月内で契約した分の通信残量があれば、どのタイミングでどんな使いかたであっても問われない。」
という点が大きかったといえます。

現在はこの二つ以外にも規制が掛からないMVNOも増えてきましたが、まだまだ他のMVNOではこの"3日間366MB"の制限が掛かるプランは多くあります。(しかも割と発見しづらい。)

どんな通信をするか

この"3日間366MB"の制限、テザリングを含めたPCのモバイル用途を目的とした利用方法では非常に厳しい制限となります。

クラウド上のオンラインストレージや、VPN経由で接続した自宅のNASから出先でがっつりデータをダウンロード、一日中出先であれこれとやっていると366MBはかなり小さいハードルです。
PCでデータをやり取りしていれば意外と100MB、200MBくらいは数時間の出先での作業で通信してしまいます。これが二日連続で続けばもう3日間366MB制限が掛かってしまいます。

これを避けたかったというのが大きな動機でした。
他のMVNOではいまだにこの制限は一般的なようです。

ただし、一日、二日くらい集中して出先でPCとモバイルWiFiで通信して仕事することになるのですが、毎日それをやっているわけではないので、一ヵ月単位で考えれば、データプランの2GBや3GBのものであれば十分に通信容量は足ります。
「短期間で集中して多く通信することになるので、月内でどのタイミングでどれくらいの通信をするかはコチラ(ユーザ側)で決めさせてくれるMVNOが良い」
ということでした。

自分がどんな使い方をすることでどのような通信を発生させるのか、これを把握しておくと、よりベストなMVNO選択ができるようになるので、MVNO選定の際に確認してみると新しい発見があるかもしれません。

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