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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

無線LANの接続障害は物理層だった。

突然無線LANがある日繋がらなくなった、という症状をご報告します。
完全に基本を見失っていたパターンです。

家の無線LANアクセスポイント

ある日突然、アクセスポイントに接続まではできるけど、DHCPからIPが取得できない、という症状になりました。

f:id:treedown:20161222092107p:plain

無線LANに接続したら、AP自体の接続は出来ているようだけど「インターネットアクセスなし」という症状になります。
タスクバーのアンテナマーク(WiFiのアイコン)の表記には「!」マークがついていて、ネットワークと共有センター画面で確認してみると、「インターネット」となっている部分への接続に「×」がついていて接続されていない、という状況です。
ワイヤレスネットワーク接続の状態画面を確認すれば「接続状態:限定または接続梨」という表記がされています。

原因は

結論からいうとLANケーブルでした。
LANケーブルが断線しているというのが原因です。

図:ケーブルテスター

f:id:treedown:20161222091918p:plain

写真で言えば4番と7番が消灯しているので、LANケーブルが断線と判断できます。正常なLANケーブルは1番から8番すべてが点灯し、全撚り対線が導通する状態でなければ通信できないLANケーブルとなります。

でも、このLANケーブル、基本的に誰も触らない位置に配線されているんですけどね。となると自然劣化なんですかな。

よく見ると…

おかしいな~と思いながら、APの管理画面をWebブラウザで開こうとしたら、「接続できません」というエラーメッセージ、pingで無線APに割り当てているIPアドレスを導通確認してもpingはRequest time outでした。
これはおかしい、と思って、よくAPの付近を確認してみると、APの表示で有線LANを示すLEDが消灯していました。
あれ?
次いで接続されているスイッチのポートを見て見れば、このスイッチポートもLEDが消灯しており、「無線LANのアクセスポイントとその後ろで繋がっている有線LANスイッチとは接続されていない」という状態であることを発見。
これを見つけるのに三時間も掛かってしまった…。

最初に「これ電波のせいじゃないの?」という先入観でトラブルシューティングを始めてしまったのがすべての間違いの始まり。

つまり

<PC>-------<AP>-------<SW>-------<ルータ(DHCP)>-------<インターネット>

接続としてはこの流れの接続で、ルータのDHCP機能からIPを配布していた環境だと、

<PC>-------<AP>---×---<SW>-------<ルータ(DHCP)>-------<インターネット>

ここが途切れていたために、APで無線接続するPCはIPアドレスが取得できない状態になっていた、と。ただし、通常は

<PC>---×---<AP>-------<SW>-------<ルータ(DHCP)>-------<インターネット>

これで接続が不調になることが多いので、発見が遅れた、ということですね。
家だと無線LANのAPが1台で賄っているケースが多いので、「別のAPに接続すれば通信ができるかどうか」という点を確認しない(できない)ということが、さらに発見を遅らせたということです。古いAPででもこの接続確認が出来てれば、「このAPには接続できるけど、あのAPには接続できない。」と分かるので、電波とAPの無線機能自体には問題がないよね、という切り分けができることになります。

自然にLANケーブルが断線するってこともあるんだなぁ、と思って。
物理層って大事。