早くも3月を迎えて年度末。Windows Updateは4月を控えて結構平和な感じがします。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
OS共通の更新プログラム
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.122 (KB890830)
いつも通り。
Windows11
22H2の環境へ23H2の自動更新が開始したため、22H2環境が23H2に更新となりました。22H2環境が手元になくなってしまいましたので、今月から23H2のみになります。
- 2024-03 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 23H2 の累積更新プログラム (KB5035853)
特に問題はありませんでした。
Windows10
22H2の環境から。
- 2024-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5035845)
- 2024-03x64ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 更新プログラム(KB5001716)
一部の環境で、
ここから、ダウンロードエラーが発生:⇒2024-01 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441)
これは1月から継続している件ですので発生してもそっとしておきます。(脆弱性の対象外環境のため)
1607の環境
- 2024-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB5035855)
- 2024-03x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 サービス スタック更新プログラム (KB5035962)
LTSB環境ではSSUが提供されていました。と、いうことはWindows Server 2016にもSSUがくるということになりそうです。
サービススタック更新プログラム
SSUの更新の確認。
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/ADV990001
確認したところ、前述のLTSB(1607)以外にも、
「2024-03x86 ベース システム用 Windows 10 Version 1507 サービス スタック更新プログラム (KB5035966)」があります。他ESUのWindows Server 2012にもSSUの更新が3月分はあるようです。
この他、気になった情報
Microsoft Office Visio のリモート コード実行の脆弱性(CVE-2023-35372/CVE-2023-36866)に更新あり。
https://msrc.microsoft.com/blog/2024/03/202403-security-update/
Microsoft Visio 2016 (32ビット版 および 64ビット版) も脆弱性の対象になったという更新事項がありました。