treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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RaspberryPi 4が登場の話題

昨日2019年6月24日のことですが、新しいRaspberry Piである「Raspberry Pi 4」が発表されました。
イロイロと楽しみな進化が盛り込まれているということでそのうち購入するであろう自分用のご報告です。

新しいRaspberry Pi

2017年RaspberryPi 3がリリースされて2年が経ちます。今年の4月に玄箱Pro×2台が故障した(玄箱Proの故障(たぶん)⇒諦める - treedown’s Report)こともあって、「Raspberry Pi 3 model B+」を購入して玄箱Proの代わりにファイルサーバ(NAS)として運用することにしました。

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しかし、その2か月後となる6月24日、Raspberry Piは新スペックを引っ提げて新たにリニューアルを発表、うーん、喜んでいいのか、早まった自分を悔いるべきか。

その新しいRaspberry Pi、正式名称は、「Raspberry Pi 4 model B」といいます。3B+の時のように「Raspberry Pi 4 model B+」も待てばリリースされるかもしれない、ということからこのタイミングで購入するかどうかはさておきまして、「Raspberry Pi 4 model B」には魅力的な進化ポイントが盛り込まれています。

詳しくは「Japanese Raspberry Pi Users Group」のサイトにリリースが掲載されています。

www.raspi.jp

今回スペックにいろいろ見どころが多くありますが、一番のポイントは以前に
ここ↓で、

blog.treedown.net

話題にしていた、(完全版という意味での)ギガビットイーサネットとUSB 3.0ポートの搭載が「Raspberry Pi 4 model B」で実現したことになります。

ただ、ギガビットイーサネット自体はRaspberryPi 3B+で既に実現されてはいたのですが、USB2.0のHUB経由だったためにUSB2.0の最大速度である480Mbpsに速度が限定されていました。この速度制限がなくなり真のギガビットイーサネットの速度を使えるようになった、というのも見逃せない進化のポイントといえそうです。

どちらも、個人的にはうれしい進化です。

うれしいメモリ増量

RaspberryPi 4ではメモリの容量を選べるようになりました。
従来通りの1GB、倍増の2GB、最大容量となる4GBと三種類のモデルが用意されています。
ざっくりドル建ての販売価格から価格を予想してみると、
1GBモデル=3,500円~5,000円切る位
2GBモデル=4,500円~5,500円位
4GBモデル=5,500円~6,500円位
で販売されるようなイメージ(費用の感覚)でいます。
(※価格はまったくまだ分かりませんので、実際に購入される際に調査ください。)

1GBで不安のあるシステムでRaspberryPiを稼働させる場合には、メモリが増量されたお高い(それほど高くもないけど)モデルを購入することになりますが、あとから増設ができないRaspberryPiの特徴から考えて最初から最大の4GBメモリのモデルを選択してしまう、ってのも一つの考え方かも。
正直値段がそれほど劇的に高くなるわけじゃないので、4GBモデルで末永く使うような目的でもいいですし、早目のリプレイスで買い換えるという前提で1GBモデルを買って新しいRaspberry Piの性能を体験するという考え方もできそうです。

メモリが多いRaspberryPiを選択できるってのも、Raspberry Pi 4でのウレシイ進化の一つですね。

家用パソコンとしても進化は歓迎

相変わらずCPU性能はホドホドの処理性能になってしまいますが、メモリが4GBに増量したことで、より家用のパソコンとしてリビングのテレビに接続して簡易的に利用するという使い方が以前のモデルより現実的になったように思えるRaspberry Pi 4の進化ポイント。
以前に、

blog.treedown.net

で、こんなのどうでしょう?的な記事を書いていましたが、Raspberry Piの進化によって、これも結構現実的に思えるようになってきました。