今日は長く使っていたWindows7のCドライブの容量が肥大化してしまったので、その対処をご報告です。
簡単に言いますと、「C:\Windows\Logs\CBS」フォルダが肥大化していた、という話でした。
サブマシンのWindows7
サブマシンとして利用している低スペックのWindows 7。
HDDは128GB、メモリ2GB、それほどスペックに余裕はない状況なのですが、最近HDD容量がより一層不足してきました。
全体となる128GB中、使用領域として103GBが使われていることがディスクのプロパティを見ると表記されていました。
…103GB?
いやいやそんなバカな?と思ったのはなぜかというと、このPCでは内蔵ディスクの容量が低いため、ネットワーク内のNASにデータを全て置くことにして、基本的にデータはローカルに保存されていません。実際ユーザプロファイルのデータ容量も300MB程度で収まっていますし、"c:\Program Files"も64ビットと32ビット両方合わせても700MB程度、加えてProgramDataフォルダも300MB、とくれば、もはや容量を喰っている要因はOSである「c:\Windows」配下にしか原因はないだろうという状況。
早速調べてみましたらば、Windowsフォルダで52GB以上、そのうち「C:\Windows\Logs」でその半分の25GB喰っていました。
このフォルダにログファイルが多数…
そもそもC:\Windows\Logs…っているんだったけ?
そう思ってちょっと調べてみました。
Technet
Technetブログに以下の記事が。
これによれば「C:\Windows\logs\CBS\CbsPersist_xxxxxxxxxxx.log」や「C:\Windows\logs\CBS\CbsPersist_xxxxxxxxxxx.cab」は削除したり移動したりしても差し支えないような内容の記述が見て取れます。
更新プログラムを適用するときや機能の追加と削除の実行時の記録、つまりエラーなんかが起きれば参照するような情報、という感じです。.cabはこれらのlogファイルを圧縮したというだけの話、大量に蓄積しており肥大化しているのであれば消してしまって問題ない、ということのようです。
やってみた
さっそく削除を実行してみました。
削除には管理者権限が必要で、「CBS.log」というファイルだけは残ることになります。他のログファイルは「C:\Windows\logs\CBS」から削除することが出来ました。
ユーザデータはそれほど保存していないのにCドライブの容量がひっ迫している、という場合には[c:\Windows]フォルダ配下の不要なデータを掃除する、というのは効果的ですね。消しちゃいけないデータのあるので実行にはくれぐれも用心が必要ですが。