treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

(1/5)暑い夏、サーバ室に落ちる水滴の正体は

近年、夏の暑さは猛暑で表現しきれないところがあります。
今日はそんな暑い夏の昔話。
それは、クールビズという言葉が生まれた年でした。

サーバ室で雨漏り?

「大変ですよ!雨漏りが起きてます。サーバ室で!」

突然部屋に駆け込んできた業務委託の方(ここでは仮に業託さんと呼ぶ)、真っ先に私の席に来ると、

「何とかしないと。」

と声を掛けられた。
え?あ、私?ですよね。

「そりゃそうでしょ。こういうのを自分の課題として取り組める人なんて他に居ないよ。」

見込まれたものだ。業託さんに推され、早速サーバ室へ様子を見に行くことになった。
雨漏り。にわかには信じがたかったが、そう言われて窓から外を見れば確かにそれなりに雨は降っているように見えた。しかし明らかに雨は降りはじめ。
と、場所を移動しようとするそのとき、別のメンバーから声を掛けられる。

「雨漏り?そんなわけないじゃないですか。だってサーバ室って5階ですよ。このビル何階建てだと思ってるんです?」

このビルは…、確かに7階建てだった。7階が別の会社のテナントで6階は居住区、そして我が社のサーバ室の5階は真ん中くらいの階。

「そうでしょうとも。6階7階を突き抜けて雨がサーバ室だけにピンポイントで落ちてくるとでも?」

それを聞いて業託さん、異を唱える。

「でも現実に雨漏りしているんですよ。目の前にこう…ピチョンって水が横切っていて、実際に天井から水が垂れているんですから!」

しかし、メンバーは信じない。オフィスビル内で階(フロア)のど真ん中で雨漏りなんか発生しない、と譲らない。

まあまあ、行ってみれば分かることじゃないか。
こうなだめ、早速スーツの上着を手に取ると業託さんと一緒にサーバ室へ向かうことにした。
実は、階の真ん中で雨漏りが発生する、ということはあり得ない話じゃない。
これよりさらに遡ること数年前、実際に私は住んでいた社員寮で雨漏りの被害に遭ったことがある。
このときそれを思い出していた。

昔の雨漏り

その社員寮は3階建て、私が住むのはその2階。ある雨の日、帰宅すると部屋の三分の一の床が水浸しになっていた。窓際に近い天井からは水滴が秒間で2滴ほどの速度で部屋の床に滴っている。その付近。
その水は容赦なく部屋の中の本や紙面、布団などの生活用品を水に濡らすことで私の生活に圧力を掛けているようだった。

そのとき、絶望と未だかつて見たことのない光景に、私はガクッと膝から崩れ落ちそうになった。

幸いテレビやPC、ゲーム機といった電子機器は窓際に一切設置していなかったため、水濡れの被害からは免れることが出来た、しかし、布団…、布団はキツイよ…。
さっそくほとばしる水滴を避けるべく、部屋の中のモノを水滴が届かない三分の二のスペースへ移動し始めた。

その時、同じ社員寮に住んでいた同期が部屋を訪れた。