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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

Internet Explorerがいくつかサポート終了しました

PC セキュリティ 移行作業

今日はInternet Explorerのサポート終了についてご報告します。
注※この記事は1月13日に作成しました。

Internet Explorer旧バージョンは本年の1月12日(日本では1月13日)をもってサポート終了してしまいました。

f:id:treedown:20160113171708p:plain

サポート終了となったバージョンのInternet Explorerを利用すると、今後は警告表示がされる(予定だ)そうです。

※追記:以下のような画面が表示されるようになりました。

f:id:treedown:20160118010709p:plain
おそらくこの画面が警告表示と思われます。(※以上追記終わり)

サポートされるバージョンは?

  • Vista(WindowsServer2008)ならInternet Explorer9、
  • Windows7(WindowsServer2008R2)ならInternet Explorer11
  • WindowsServer2012無印ならInternet Explorer10
  • Windows8.1(WindowsServer2012R2)ならInternet Explorer11


という具合に、OSで利用可能な最新バージョンでInternet Explorerを利用しないとサポート対象外となってしまいました。
上記のOSとInternet Explorerの組み合わせであればサポート対象となっています。
これはMicrosoftサポート終了といえばもう月並みな話ですが、上述した最新バージョンより古いバージョンを利用していた場合セキュリティ更新プログラム(セキュリティパッチ)や修正プログラム、オンラインコンテンツなどが提供されなくなる、というWindowsXPがサポート終了したときと同じような話です。
なので、脆弱性が発見されたとしても1月12日(~13日)以降で発生した脆弱性に対してはInternet Explorer8もVista以外のInternet Explorer9もアップデートが提供されることはありません。上述の最新バージョンを利用するようにしなければならない、という本記事現在で切羽詰まった状況です。

ただし、ポイントとなるのは「1月ののセキュリティアップデートは提供される。」という点です。(ソースはないんですけどもどっかで見ました。)一月のKBである3124903(MS16-001)に対象のInternet Explorerは各バージョンの表記があるのでここまではギリギリ提供のようです。

それなりのインパクトがある話題だと思っていたのですが、不思議なことに全くといっていいほど話題になっていません。Internet Explorerの旧バージョンってそんなに使っている人少ないんでしょうか?いや官公庁や地方自治体はかなり多いと思うんですけどね、Internet Explorerの旧バージョン使っているオフィスって。

旧バージョンの互換性を確保するには

ネットバンキングでInternet Explorer11非対応の地方銀行が一行あったのでしばらく旧バージョンのInternet Explorerを利用していましたが、重い腰をあげバージョンアップをしなければならないときが来てしまいました。今後はInternet Explorer11エンタープライズモードを使うように調査を進めていこうと思っています。
Windows8.1UpdateやWindows7ではInternet Explorer 11エンタープライズモードを利用することで旧Internet Explorer7/Internet Explorer8をエミュレーションしてWebサイトを表示することができます。なので、「互換性の問題を回避するためにはエンタープライズモードを利用する」を合言葉に、旧Internet Explorerに別れを告げましょう。

この辺が役に立ちます。
Internet Explorer 11エンタープライズ モード
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/mt269903.aspx
■互換表示でサイトの表示の問題を修正する
http://windows.microsoft.com/ja-jp/internet-explorer/use-compatibility-view#ie=ie-11

Internet Explorer11では互換性設定が強化されていますので、旧バージョンを積極的に使う理由があまりなくなっている、というのが現実です。旧IEでしか閲覧できない(とされている)サイトは互換表示やエンタープライズモードを利用して過去の方式でWebサイトページを解釈してやることで正常なアクセスができる、ということになっています。
今後は最新版(IE11など)で動作しなかった場合、

  1. まずは互換表示を設定して動作するかどうか検証
  2. 互換表示でダメならエンタープライズモードの動作確認
  3. ダメなら別のブラウザを使用することを検討する

という3ステップで動作検証です。


これで「Internet Explorer9以外では動作を認めていません。」「バージョンを下げてください。」とか、「Internet Explorerは絶対に最新にしないでください!!絶対です!」とか、「Internet Explorerを最新にするなんて…(旧Ver.で使えと言いたいらしい)」とか、私にはまったく理解できない発言を投げかけられなくて済むようになる、ってもんです。
なにせユーザ(あるいはサポート提供元)によってはIEを一番古いバージョンで使うことを常識のように滔々と語るような方が一部でありますからね。(そういう人たちは要するに最新バージョンにしようとする私IT管理者側が常識外れだとのたまうのです。)最新バージョンにするのに苦労した思い出が…そんな思い出も過去のものとなってくれそうです。

最近ではFirefoxChromeも世の中のスタンダードになり、Internet Explorerにこだわる必要性は低くなってきていますから多少は気が楽ですねぇ。