treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

PCのデータ移行後にOneDriveでエラーが出たので対処

PCのデータ移行を実施したPCでOneDriveがエラーを出すようになったので、その対処を実施しましたのでご報告です。

OneDriveでエラーが発生

対象のPCではエラー発生前に、旧PCから新PCへデータ移行を実施していました。
このデータ移行を実施したあとに、OneDriveでエラーが出るようになっていました。

個人用Vaultがエラーを出しています。
OneDriveアイコンの同期状態(進捗画面)がタスクバーから開けますが、その中に赤の「×」印でメッセージが表示されています。

--------------------------------------------------------------
「個人用 Vault.lnk」
--------------------------------------------------------------
「このアイテム名または種類が許可されていません。アイテムの名前を変更するか、アイテムをOneDriveから削除してください。」

--------------------------------------------------------------

このメッセージがエラーのような赤の「×」印で表示されているのですが、ユーザのOneDrive環境で個人用Vaultが使われている様子はありません。
(※確認したところ、OneDrive内の個人用Vaultをクリックすると、初期設定のような画面が表示されます。)

データ移行の手順から考える

データ移行自体はUSB外付けHDDで旧PC⇒新PCへデータ移行を実施しました。

ただ、OneDriveは同期があるので、旧PCはそのまま(OneDriveを触らないよう)にした状態で、新PCでOneDriveのMicrosoftアカウントを追加して、同期を実行することでデータ移行としました。

同期完了後しばらくは特にエラーなどはなかったのですが、PCを使用して数日くらいで冒頭のエラーが出てくるようになりました。

旧PCは同期完了後(正常完了を確認したのち)にユーザID自体を削除してしまっているので、旧環境で同様にエラーが出るのかどうかを確認する方法はありませんでした。

確認してみる

エラーメッセージからは、「個人用 Vault.lnk」がエラー対象のファイル名として挙げられているため、OneDrive内に該当のファイルがあるか確認してみました。

※注:以下、画面は参考のため後で取得したものなので、一部問題発生時と異なる場合があります。

ファイルのプロパティ画面です。

OneDrive上でより安全なデータ保管をする場所として提供された個人用Vaultのショートカットです。

対処方法

結論から言ってしまうと、エラー対象となっていた「個人用Vault.lnk」のショートカットをOneDriveから別のローカルPC上のフォルダに移動(おそらく削除でも同じことになると思う)したことでエラー表示がされなくなりました。

さらに、削除した「個人用 Vault.lnk」は、しばらく使っていくうちに再度自動生成され、自動生成された「個人用 Vault.lnk」は前述の同期エラーを出すことがなくなっていました。

この動きは何だったのか、これ以降は仮説を交えて考えてみました。

個人用Vaultは使っていないのに?

まず、このPCで個人用Vault自体は使用していません。フォルダは存在しているのですが、データ自体は保管されておらず、このショートカット自体もおそらく自動生成されたショートカットだと思われます。

また個人用Vaultを使用していないので、フォルダが存在していない状態でした。未使用なので、ショートカット(個人用 Vault.lnk)だけが存在しており、「個人用Vault」という実体フォルダが存在しない状況になっていました。

仮説としては、この「実体がない個人用 Vault.lnkショートカットがOneDriveで同期時にエラーになった」ということなのかなと思いました。

ネット上の情報を調べてみたところ、ショートカット名の「個人用 Vault.lnk」の「スペース」を削除したらエラーが出なくなった、という情報もあったのですが、これを試す前にショートカットを削除して、再生成されてしまったので、これを試すことはできていません。

個人用Vaultの初期設定を実施した環境かどうか、という点もこのエラーに関係しているような印象を受けます。

やったことは単純でしたが…

こうして単純にショートカット(個人用 Vault.lnk)を削除して、あとで自動的に再生成されることで、エラー自体は解消したのですが、根本的になにがあったのかという点を突き詰めると、なかなか難しい話になりそうです。(OneDriveの動作をしっかり理解していないと説明できない感じです。)

いまのところは、データ移行して新PCで初同期した後にショートカット(個人用 Vault.lnk)がエラーを出すようになった、このショートカット(個人用 Vault.lnk)を削除したらエラーがでなくなった、ということが分かったことです。

またこの原因となる個人用Vaultが初期設定を済ませているかどうか、も動作に影響していそうです。