treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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Windows11 USBインストールに失敗したので、失敗したポイントを覚えておく

評価版Windows11で動作確認することがあったのでテストPCにWindows11のインストールを実行したのですが、いくつか失敗があって何度かインストールをやり直しすることになりました。
次回は同じ失敗をしないように、躓いた箇所を記録しておきます。

症状

Lenovo製ThinkCentreで実施したWindows11のインストール実施後で、再起動が自動実行されたあと、

画面に「Error:1962 No Operating system found.Repeat boot sequence automatically in 1 second.」と表示されてインストールしたはずのOSが起動しない症状でWindows11のインストールが完了しません。

ただOperating System not found.ではないのがなにか違うのかなぁと思わせるものがあります。

BIOS/UEFI設定

USBブートする時はCSMを無効にするという方法でいつもOSのインストールを実施していたのですが、この習慣が裏目にでてインストールに失敗していました。

BIOS/UEFIの設定は以下のように変更しておきます。

「CSM:Enabled」は「Disabled」にします。「Boot Mode:UEFI Only」となっているのが確実です。

USBメモリの作成方法

Windows11のインストールを実行するUSBメモリの作成は「Microsoft公式の Media Creation Tool」を使用するか、Windows11インストールメディア作成に対応したバージョンの「Rufus」を使用する必要があります。

今回、古い「Windows7 USB/DVD ダウンロードツール」を使ってしまったのがエラーの原因になったようです。古いツールなのでMBR + Legacy BIOS起動用のUSBメモリしか生成できません。

ISOファイルは既にダウンロード済のISOファイルを使うため、今回はRufusでUSBメモリの作成を実施しました。

ISOファイルを読み込んだ後、パーティション構成をGPTに指定、ターゲットシステムをUEFI(CSM無効)と指定しておくのがポイントになります。
概ねISOファイルを読み込んでRufusがうまいことデフォルト値を調整してくれますので、手動で設定しなくてもポイントになる設定になっていることが多いです。

インストール対象PCの内蔵ドライブの状態

中途半端にインストールが完了してしまったので、PCの内蔵SSD(システムドライブ)はブートパーティション(EFIシステムパーティションとかMSR)が生成されない状態でインストールが途中まで進んでいます。

いつもはGUIで消去していたのですが、明示的にエラー「Error:1962 No Operating system found.Repeat boot sequence automatically in 1 second.」の対処をするために、diskpartコマンドで内蔵SSDを初期化しました。

USBインストールディスクで起動したあと、セットアップ画面で「Shift+F10」を押下し、コマンドプロンプトを起動します。

起動したコマンドプロンプトで「diskpart」コマンドを実行し、diskpartコマンドのサブコマンド入力待ち状態にします。

「list disk」で状態を確認して、「select disk 0」(ディスク番号は適宜読み替えてください。)でディスクを選択します。(インストール先になるディスクを選びます。)

対象のディスクを選択したのち、内容を消去するため「clean」コマンドと「convert gpt」コマンドを入力して、インストールのための完全な初期化を実施します。(コマンドを実行するとディスクの内容は削除されてしまうので実行時には注意します。)

完了したら「exit」コマンド実行でdiskpartコマンドを抜けます。

今回のSSDには以前のOS環境が残っていた可能性もあるので、改めて初期化をしました。

今回のポイント

Windows11はUEFI起動でGPTパーティション構成じゃないと起動しないことが前提条件としてあります。

そのため、Lenovo製PCのBIOS/UEFIの設定でLegacyモードでインストールを実行するとEFIシステムパーティションとかMSRが生成されなくて、エラー「Error:1962 No Operating system found.Repeat boot sequence automatically in 1 second.」が発生したと考えられます。
この辺はBIOS/UEFIの設定を変更しておく必要があるということです。

また、USBインストールディスクの生成にはWindows11世代に対応したツールを使用してUSBメモリにISOファイルを書き込む必要もあります。

※今回の確認事項
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BIOS/UEFI 設定
・CSM を無効化
・Boot Mode を UEFI Only にする
USB インストールメディア
・Rufus など Windows 11 世代対応ツールで作成
・パーティション構成は GPT / UEFI を選択
ディスクの準備
・diskpart で clean → convert gpt(必要な場合のみ)
・未割り当て領域にインストール