以前からやろうかなと思っていたことがあるのですが、上手くいかなかったため失敗した記録をしておくという内容です。
キーボード「USBトラベルキーボードウルトラナビ付き」をWindows11で使用できるようにしたい、と思い立ったという話です。(実際にまだ成功はしていません。)
USBトラベルキーボードウルトラナビ付きとは
今回の「USBトラベルキーボードウルトラナビ付き」とは、別名「USB Travel Keyboard with Ultranav」とも呼称されるUSB外付けキーボードです。モデル名:SK-8845です。

こんなキーボードです。
Windows7やWindows10までは導入に一工夫必要があったものの、問題なく使用可能なキーボードでした。
Windows10では使用できていたので、Windows11でも使用できることが期待できます。
ちなみに、Windows11ではUSB接続をすればキーボードとマウスの基本機能(左/右クリックとポインタを動かす)くらいはInboxドライバが自動適用されて正常に使用可能です。
センターボタンを使ったスクロール機能が動作しません。この動作しないセンターボタン(によるスクロール)を使えるようにするのが目標です。
必要なもの=ドライバファイル
ひとまず、導入にはドライバファイルが必要になります。2025年現在でもドライバファイルは入手可能かどうか調べてみます。
Windows10でインストールに使っていたので手元に既にドライバファイル自体は有しているものの、ダウンロードが可能かどうかを念のため調べてみました。

まずはv5kyb04us17.exeから。Lenovo公式サイトにページが用意されています。
※USBキーボード/トラベルキーボード・ウルトラナビ付ドライバー Windows Vista用
http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?LegacyDocID=MIGR-66917
かなり古いキーボードなのですが、まだダウンロードできるようサイトに公開してくれているのはありがたい限り。ここでv5kyb04us17.exeが入手できます。
v5kyb04us17.exeのようなページこそないのですが、もう一つの「v2kyb03us17.exe」は
http://download.lenovo.com/ibmdl/pub/pc/pccbbs/thinkcentre_drivers/v2kyb03us17.exe
このURLからダウンロードが可能でした。
Windows10なら「v2kyb03us17.exe」
このキーボードはWindows10時代に使用していた際には、Windows Vista世代の「v2kyb03us17.exe」をインストールしてドライバの認識をしていました。より新しいWindows7世代の「v5kyb04us17.exe」では動作しなかったという経緯があります。
Windows11でも「v2kyb03us17.exe」で動作を試してみるのがよさそうですが、「v2kyb03us17.exe」で上手くいかなかったら「v5kyb04us17.exe」も試してみるという方針で試してみようかなと思います。
テスト用にThinkPadの(非対応ハードウェアで)Windows11化したものがあったので、これを使って導入を検証してみました。
インストール⇒失敗
「v2kyb03us17.exe」を実行します。

インストールウィザードが起動します。

画面を進めていきます。

「I accept~」を選択して次へ

ファイルの展開場所の指定となります。(デフォルトのまま進めます。)

ファイルの展開が進んでいきます。

完了しました。
IBM時代からの伝統で、これだけでインストールは完了しておらず、"インストールに必要なファイルが展開された"だけの状態です。インストーラの表示していたパスにアクセスして、インストールを進めていきます。
<C:\SWTOOLS\DRIVERS\KYB\v2kyb03us17>をエクスプローラで開きます。

フォルダ内の「WinWDF」フォルダをダブルクリックで開き、その中の「x64」フォルダをさらに開きます。

フォルダ内の「setup.exe」を実行。すると、

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エラー
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新しいバージョンの Synaptics ポインティング デバイス ドライバをインストールしました。
以前のバージョンのドライバをインストールするには、現在使用している Synaptics ドライバをアンインストールする必要があります。[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] で [Synaptics Pointing Device] を選択して [変更と削除] をクリックし、ドライバをアンインストールしてからもう一度セットアップを実行してください。
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テスト環境がThinkPadなので、内蔵キーボードのトラックポイントドライバが既にWindows11上に存在することでsetup.exeの実行ができないようです。
そこで、手動で適用する方法に切り替えることにしました。
デバイスマネージャーからドライバを適用する⇒失敗
デバイスマネージャ(devmgmt.msc)を起動して、内蔵キーボードとUSBトラベルキーボードを見分けます。
接続して増えるか増えないかで判断しました。

「HID\VID_04B3」がUSBトラベルキーボードのようです。(キーボードは自動認識で正常に認識するので、同じIDのHID準拠マウスのプロパティ画面で操作を進めていきます。
該当のプロパティ画面からドライバの更新を選択して、ドライバを手動適用していきます。

ドライバの検索方法画面では、

「コンピュータを参照してドライバを検索」を選択

ここで先ほど展開したドライバファイルの場所を指定します。
が、

この画面でどれを選べばいいかという点で詰まってしまいました。
失敗の要因
ThinkPadは内蔵のキーボードとトラックポイントドライバが既にWindows11内に導入されているため、USBトラベルキーボード(外付けキーボード)のドライバを導入しようとすると既存のキーボード&トラックポイントのドライバに影響してしまうため、エラーになってしまいます。
手動でデバイスマネージャから導入しようとしたのですが、該当のデバイス名が分からなかったため適用できませんでした。
以上のことからThinkPadでなく内蔵ポインティングデバイスがないデスクトップ環境だとまた変わってきそうだと思います。
今回は失敗に終わりましたが、ちゃんとしたテスト環境を用意してリトライしてみようと思います。