treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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Windows10に思っていること

最近Windows10について思っていることを書いてみようと思います。
まだWindows10のメリットを享受できていないWindowsユーザの雑記です。

残念ながら…

現状Windows10にしてよかったことが何一つない、という残念な状態です。
それどころか、Windows Updateは時間とCPUリソースを大量に消費するようになってしまいましたし、配信されるアップデートの容量が大きいので非力な回線では結構通信にも影響を及ぼします。

以前の記事にあるMcAfeeをインストールしたWindows10にBSOD(ブルースクリーンエラー)が発生する、という問題

blog.treedown.net

どうも他でも起きているらしいですね。ちょくちょく話題を見掛けます。
他にもこういう問題も起きました。(原因不明でお手上げ⇒放置だったのですが、こういうことか)

更新プログラム適用後、USB デバイス(キーボード及びマウス)が使用できなくなる事象について | Ask CORE

いまのところはWindows10でよかった、と思えることがないのが現状です。
逆に、
「Windows10にしなければ(Windows10にしていなくて)よかった…。」
と思うほうが多いような気が。

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そういや最近1台のPCで「たまに(ごくまれにですが)シャットダウンが正常終了しない⇒電源がずーっと切れない」という症状のWindows10があります。Windows8.1以前にはこんなのなかったような。

心配、というかなんというか

昨年年末にMicrosoftを心配していました。

(1/2)Microsoftを心配するブログ - treedown’s Report

(2/2)Microsoftを心配するブログ - treedown’s Report

この時の話の主な軸になるのは、Microsoftがユーザに提供するバリュー(価値?)が実際にはユーザにとってうれしいバリュー(価値?)になっていないんじゃないか?という点を心配していました。

で、ユーザがPCのOSに求めているのはまず、OSの存在を限りなく意識しなくてもアプリケーションが動作する基盤(プラットフォーム)なんじゃないかと思っています。実際システム管理者からしても、こうチョイチョイ問題が発生して動作に悪影響を及ぼすOSというのはちょっとどうなんでしょうか、と。

Windows10で極め付けなのが、Windows Updateの自動更新が動作した後の「勝手な再起動」です。これがWindows8.1やWindows7のときよりもきっちりと再起動が動作してしまう印象です。
よくあるのが、文書編集中だったりブラウザで情報収集している最中に別の用事で数時間離席⇒勝手に再起動が動作、PCがログイン待ち状態に、ログインするとまっさらなデスクトップが表示されてしまいます。
あれ?編集中だった文章は…?とWordやExcelを開けば文書の修復が動作、ブラウザを開けば開いていたタブの修復…、とこのように前の状態が出てくればまだましな方で、テキストエディタなどで入力中だった情報などはきれいさっぱり忘れてくれています。どうせ一日の最後にはシャットダウンきちんとしますんで、利用中に勝手な再起動はご勘弁を、というのが個人的に思うところです。

おっと愚痴やら批判めいた話になってしまいました。そういうつもりではなかったんですが。
でも感覚的にWindows7やWindows8.1の時よりも、OSの挙動に振り回されているような感覚がWindows10になってから強くなっているのが否定的なものの見方になってしまっているのかもしれません。

全体的に

もともとWindows10に乗り換えた動機が前のWindows8.1環境で強制電源断(要因はWindows Update付近でCPUリソースが食いつぶされて温度上昇による電源断)によるシャットダウンを避けるためにPC環境を再構築したわけなんですが、乗り換え先のWindows10ではWindows Update時には更新後自動的にWindows10がシャットダウンしてしまうという…、うーん、一難去ってまた一難。

全体として感じるのは(Windows8くらいからなのですが)「以前のOSで不満がなかったところをわざわざ変更してユーザの不満がたまるようになってないか?」というポイントです。

Windows7からWindows8.1はスタートメニューが大きな変更点であり、世間的にも不満のポイントになりました。そのほかはでも正常進化と考えても差し支えない進化だったようにも思えます。
Windows8.1からWindows10になってスタートメニューこそ以前と同様に戻りましたが、Windows8.1で安定していたOSの動作があまり安定しなくなってしまいました。おそらく年二回の大きな機能追加も関係しているようには思います。

不具合が出る⇒Windows10の機能を無効化⇒以前(Windows7とか8.1時代)と同じような挙動になるように、という事を繰り返しているような気がします。そんなとき時折よぎるのが「私はなんで自分の環境をWindows10にしちゃったんだろう?」と思ってしまう自分がいます。

素朴な疑問

ようやく本題の素朴な疑問ですが、

Windows7やWindows8.1くらいの水準で構いませんので、

安定的なWindowsの利用をできるようにはならないものでしょうか?

と、Microsoftさんに聞いてみたい。

このままだと、ますますWindows離れ=PC離れが促進されていくんじゃないかと、多少心配になってきます。(何といってもPCが食い扶持のようなものですから)