treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

エンジニアの自己研鑽で思ったこと

ちょっと前に「エンジニアは業務時間外でも勉強するべきなのか」というタイトルのブログ記事を読みました。
うーん。実際の現場のエンジニアからして、しっくりくる点としっくりこない点があったので改めて考えました。
今日はそんな考えたことのご報告です。

以前に

blog.treedown.net

こんな記事を書いておいてこういうことを言うのは何なんですが、

「別に昔の栄養ドリンクのCMのように「24時間戦えますか?」のごとく24時間365日勉強しなくてもいい」

という考え方です。
でも、ちょっとでも時間を見つけて自己研鑽はやった方がいいだろうな、とは思います。良く言われている「通勤電車をうまく使う」とか「スキマ時間をうまく使う」とか、そういうちょっとした時間を何か技術の本を読んだりスマホでeラーニングの動画を見たり、そういうレベルでいいからちょっとやっておくのはイイと思っています。

じゃ、なにやろうか?

そういう時に、何をやるか、が一番重要なんじゃないかなぁと思っています。自己研鑽だから当然何やるかは自由なんですが、

  1. 「今自分のやっていることをより深くするため」
  2. 「今自分のやっていることの周辺技術の習得のため」
  3. 「将来の自分に向けて今やっていないことを習得するため」

に分類できるんじゃないかと。
当然、勉強した成果というか対価を得ることができる期間が短い(可能性が高い)のは「1<2<3」となります。直近の今役に立つことをさらに深くやるので(1)の自己研鑽が一番直近で役に立つ可能性が高い、サーバエンジニアなら周辺技術となるネットワークやセキュリティの技術について知識を深めておく、というのもそれなりに直近の成果を期待できます。
一方で今と全く関係ない分野を研鑽する(3)はすぐに成果は出ないでしょう。でも続けていくことで将来の自分の幅が拡がることは間違いない内容ではあります。
(1)と(2)はピンと来ることは多いのですが(3)はあまりピンとこないかもしれません。
例えばバリバリのエンジニアなら技術のことをドンドンやっておきたい、と思うものですが、技術以外の簿記会計の勉強をする、ってのも一つの自己キャリア形成に役立つ内容になります。どうせ長いことエンジニアやってれば少なからず簿記の知識を使うような局面には出会うものです。ITコーディネーターのような資格試験にも簿記会計の試験内容が出てきますし。

やる気になるか

でも簿記会計の知識が「将来の自分の役に立つ」という確信が持てない状況ではそれを勉強するって気力は湧かないなあ…というのも気持ちとしては分かります。自分の役に立ってくれるかどうかってのはやる気に関わってきます。
なので通勤電車のような自由度が低い空間でこそ、そう言う研鑽をするのにはうってつけかもしれません。

別に業務時間外すべてを勉強しなきゃいけないってわけではないので、学生時代に机に向かって「さあ、やるぞ」みたいな構えたような学習でなくて全然いいんじゃないかと。日常のちょっとした時間を勉強に充てるとか、ゲームする時間を30分早く切り上げてその30分でちょっとした本を読む時間に充てるとか、そういうレベルでいいと思います。その30分が数年後、ないし十年後、将来の自分に(思いがけず)リターンとして返ってくるかもしれませんね。

目的別

「(1)今自分のやっていることをより深くするため」や「(2)今自分のやっていることの周辺技術の習得のため」は、

いまの職場で長く生き延びるため

という目的の自己研鑽、と考えることができそうです。
しかし、「(3)将来の自分に向けて今やっていないことを習得するため」は

職場に縛られず、長い人生の中でエンジニアとし生き延びるため

という目的の自己研鑽と考えれます。
いまどっちに興味が持てるか、いまどっちが自分に必要とされているか、これがカギになってきますね。空いた時間はやりたいことをやりたいだけやればいい、という時間帯ですから、他人がどうこう言うような話でもありませんが。(これ言っちゃうとミモフタモナイ)