使っているPCでCPU使用率が100%のままで困る、という症状に悩まされたのでご報告します。
ひとまず一次対処で経過観察中です。
そのPCは
そのPCはWindows8.1 Professional、普段一番利用しているPC。クライアントHyper-Vも使っているし、フォアグラウンドでアプリもビシビシ使います。
でもなにか変、遅い…、と思っていたら、CPU使用率が100%になって居た、というものです。
CPUは第二世代のSandy BridgeとはいえCore i7、同じ構成のPCでCorei5のPCはある程度余裕を持って稼働しているので、i7の方のPCばっかりCPUを喰ってしまうのは何か釈然としないものがありました。
気づいたのは
以前のこの記事
ここの症状がちょくちょく発生していたThinkPad T420s、ここ最近暑い日が続いていますので、熱で強制的な電源断が頻発していました。
平均の温度も90℃越えはザラでしたし、CPU使用率100%がずっと継続しているために温度が上昇している、ということが考えられました。
8月のWindows Updateが配信されてからというもの、日中に利用している間はずーっとCPU使用率が100%だったようです。
?
てことはCPU使用率を抑えることができれば、どうにかなる?
ちょっと調べてみることにしました。
Process Explorerで調査
CPU使用率が100%でずーっと張り付いていることが見て取れました。とにかくCPUがフル稼働、100%から動いても90%台で推移していきます。
以前はこんなことなかったんだけどなぁ…。
プロセスの中でCPU使用率が高いのはWmiPrvSE.exeでした。
これ、何かしら、次いでProcess Monitorでちょっと見てみました。
正式名「WMI Provider Host」、C:\WINDOWS\system32\wbem\wmiprvse.exeにあるファイルです。「Windows Management Instrumentation」が関係しているようですね。
Process Monitorで状況を見ていたら、WmiPrvSE.exeというプロセスがtzres.dll(C:\Windows\System32\tzres.dll)というファイルに大量のアクセスを繰り返している様子が見て取れました。
WMIで問題が起きているのかな…?
一次対処として
ひとまず、一次対処として実行したのは、MMCのサービスコンソールから「Windows Management Instrumentationサービス」(サービス名:Winmgmt)を再起動するという対処をしてみました。
何しろCPU使用率100%をどうにかしないと、調査をしようにも途中で電源が強制断されてしまって、健康状態を確認するためのソフトウェアを動作させることもできないのです。(正確には確認中に電源強制断によって最後までタスクが動作しない、というほうが正しい)
これをやった後は、CPU使用率100%~9x%台で推移していたのが、概ね平均10%~30%くらいで推移するようになりました、CPU温度も90℃越えになることはなく、だいたい80℃切るくらい(70℃台)でかどうするようになりました 。
この対処が正しいかどうかはちょっと経過観察をしてみないと何とも言えませんが、ひとまずこれでしばらく使ってみよう、という状況になりました。