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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

BSOD(KERNEL_DATA_INPAGE_ERRORで0x0000007a)が出た

ブルースクリーンエラーが発生してPCが強制停止、一次対処して経過観察となりましたのでご報告します。

ブルースクリーンが出たPCは、Windows 7が動作するやや古いThinkPad。CPUはCore2Duoですがメモリは2GB搭載、SSDで通常利用はそれほど性能の問題は感じないようになって居ますが、もはやバッテリも寿命を迎えてデスクトップPCと化している環境です。

ブルースクリーンエラーの詳細

軽くこういう具合です。

f:id:treedown:20170426104018p:plain

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A problem has been detected and Windows has been shut down to prevent damage
to your computer.

The problem seems to be caused by the following file: ataport.SYS

KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR

If this is the first time you've seen this stop error screen,
restart your computer. If this screen appears again, follow
these steps:

Check to make sure any new hardware or software is properly installed.
If this is a new installation, ask your hardware or software manufacturer
for any Windows updates you might need.

If problems continue, disable or remove any newly installed hardware
or software. Disable BIOS memory options such as caching or shadowing.
If you need to use safe mode to remove or disable components, restart
your computer, press F8 to select Advanced Startup Options, and then
select Safe Mode.

Technical Information:

*** STOP: 0x0000007a (0xfffff6fc400064a0, 0xffffffffc0000185, 0x000000004d68b860,
0xfffff88000c94f3c)

*** ataport.SYS - Address 0xfffff88000c94f3c base at 0xfffff88000c75000 DateStamp
0x51fef9b5

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早速エラーメッセージたる「KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR」とエラーコードである「0x0000007a」をもとに対処策を探ります。

確認

「KERNEL_DATA_INPAGE_ERROR」というメッセージは、ページングファイルの破損によって物理メモリと仮想メモリ間でのデータ出し入れで問題を起こした(検出した)ことが原因っぽい。
つまり仮想メモリの実体であるファイル「pagefile.sys」に問題がある、ということでいいのかな。

さっそくpagefile.sysを再生成してみることにします。

ページングファイル再生成

システムのプロパティ(sysdm.cplで起動)から「詳細設定」タブを開くと「パフォーマンス」という表示欄に「設定」ボタンがあるのでそれを開きます。

f:id:treedown:20170426104130p:plain

「仮想メモリ」という欄に「すべてのドライブの総ページングファイルサイズ」という表記で搭載している物理メモリと同じサイズが指定されているはずです。
ここの変更ボタンをクリックして設定変更します。
仮想メモリウィンドウが起動してきます。

f:id:treedown:20170426104145p:plain
「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」
がデフォルトでチェック入っているのでそれを外します。外すと設定できるようになりますね。
設定できるようになったら、デフォルトで「システム管理サイズ」が選択されているのを、「ページングファイルなし」に変更します。

f:id:treedown:20170426104202p:plain

ここで「設定」ボタンをクリックすると…

f:id:treedown:20170426104216p:plain
「ページング ファイルを無効にするか、初期サイズを 200 MB より小さく設定するかして、システム エラーが発生する場合、問題を識別するために役立つ詳細情報を記録できない可能性があります。続行しますか?」
と聞かれますが「はい」をクリックして続行します。

そうすると、さっき今でページングファイルのサイズ欄に2048MBと表記されていたのが「なし」に替わります。

f:id:treedown:20170426104238p:plain

これで準備完了。一旦PCを再起動します。
※この時点ではまだページファイルが削除されていません。

PCを再起動後に仮想メモリの設定を見ると「すべてのドライブの総ページングファイルサイズ」が0MBになっているのが見て取れます。

f:id:treedown:20170426104319p:plain

エクスプローラでc:\を開いてみれば、ファイル「pagefile.sys」は忽然となくなっていました。
実際のファイルが残っている場合でも、手動で削除ができる状態に変わっています。普段は消せない「pagefile.sys」ですが、ページングファイルを使わないように設定するとファイルのロックが外れるので削除することが可能になります。
残っていたファイル「pagefile.sys」を削除したら、念のためもう一かい再起動。

近年のスペックのPCならページングファイルなしでも十分動作するので、この状態で原因の切り分けをするのもいいのですが、一応他のPCと環境は揃えておきたいので、再度システム管理サイズでページングファイルを生成しておきます。

要するに「システム管理サイズ」を選んで「設定」ボタンをクリック、のち、「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」にチェックを入れて、OKボタンをクリック。
そうすると、「すべてのドライブの総ページングファイルサイズ」が再びメモリと同じ容量を示し始めます。

f:id:treedown:20170426104428p:plain
削除したファイルも再生成されました。

f:id:treedown:20170426104443p:plain
ここまでの手順でpagefile.sysの古いファイルが削除され、新しいファイルが再生成されたので、ページングファイル破損を再生成によって復帰したことになります。

もしかしての二次対処候補

一次対処はこれでよいが、もしかしたらこっちが原因かもしれないので備忘録がてら記録しておきます。

DLA(Drag Letter Access)をインストールした場合にはこのBSODが出ることがあるようです。Roxio Easy Media Creator 9がインストールされている場合、DLAプログラムである「Drag-to-Disc」もプログラムと機能に登録されているはずです。

でもなあ「Roxio Creator Business Edition」はインストールされていますが、「Roxio Drag-to-Disc」というプログラムはないんですよねぇ。

ひとまずページングファイルを再生成した状態で経過観察としました。