前々からNETGEARのGS108E(アンマネージプラス)というスイッチがイイよ、という話をしていますが、マグネットで壁につけれない、というのがイマイチでした。
今日はこの悩みが解消したのでご報告します。
新商品GSS108E-100AJS
ちょっと前の話ですが、GS108Eのバリエーションが増えてGSS108E-100AJSという商品がリリースしました。
タップ型のGS108Eで、電源内蔵のちょっとステキなやつです。
例によって1万円以内で8ポートと16ポートでお好きなポート数のスイッチが選べます。
通常のアンマネージプラスのスイッチと(ほぼ)同じ性能のスイッチが形状を変えて壁に付けることができるようになっています。ウンウン。これを待っていたんです。
しかもPoEモデルもタップ型がリリースしています。提供できる電力が30Wといささか少な目(普通のは120Wなので)ですがIP電話機器とかAP1台くらいなら楽勝で給電できそうです。
違いポイント
価格比では数千円で購入できるのが8ポートスイッチ、一万円ちょっと超えるのが16ポートスイッチで、二万円超えるのがPoEスイッチです。PoEスイッチはちょっと価格性能比が従来の製品と比べていま一つに思えますが、8ポートや16ポートのスイッチは価格を2割増しにして電源内蔵とスリムボディを手に入れることができる、というのはお買い得に思えます。
本体の材質が16ポートならメタルケース(金属筐体)なのですが、8ポートはプラスチックケースとなっています。少々本体の堅さがどうかな?というのがありますが、衝撃を受けない場所に設置するのであれば気にしないようにしておきます。
あと、16ポートにはないのですが、8ポート側にはUSB充電ポートが2ポート備わっています。1ポート10W給電可能(2ポートの合計で15W迄)で机の上に充電用USBケーブルを伸ばしているような場合にはアダプタをなしにしてここから充電用USBケーブルを伸ばしてやればよい、というおまけつき、です。
早速買ってみた
さっそくプラスチック筐体である8ポートのGSS108E-100AJSを購入してみました。
納品されました、箱を開けるとそこにはNETGEARスイッチが。
箱を開けて本体を見てみることにします。
本体はタップ型なので、スリムなボディをしています。なんでもテーブルの脚につけることもできるような想定で作られているようなので割とスマートなデザインにしたようですね。
マウンタキットです。
片方をひっかけてから、もう片方をカチッと止めるような作りになっています。
マウンタキットに対してマグネットやアンカーで打ち付けるとか、マジックテープでテーブルの脚に括りつける、とかして、壁に設置するようになっているようです。
コンセントは二種類入っていましたが、片方は使わない形状のやつですね。ラックマウントでUPSに繋げるとき用、ということですかね。
と、ここまでみて、おや?と思いました。
マグネットないじゃないっすか?
おかしいな…、と思って調べてみたら、
GSS116Eは製品にマグネットが同梱されている(※標準搭載)、
なのに対して、GSS108Eは別途申し込みをしなきゃいけない、ということが分かりました。
■ここ
https://www.netgear.jp/campaign/clickswitch.pdf
さっそく依頼
そのURLにあるPDFの記事を見ると、ユーザ登録後、登録完了メールに「マグネット希望」と追記してメールをネットギアに送信しないといけないようです。
あらら…、ちょっと違う形になりましたね。
とはいえ、ライフタイム保証を得るためにどうせユーザ登録するんですし、メールを転送するだけでマグネットがもらえるのであれば、まあいいか。
ということで早速ネットギアのWebサイトから購入したスイッチ情報を入力して登録、マグネット希望のメールで依頼することにしました。
早速、届いたマグネットを改めて装着。
裏からネジ止めするのですが、ネジをしっかり締めるとちょっと浮いてるのが見て取れます。しかしネジを緩めるとマグネットシートがガタガタ動くのでいま一つ…。結局ちょっと浮くとはいえしっかり締めることにしました。
なかなかの強度でくっついてくれます。これはいい。
いままで、マグネットで付けられないからなぁ~という理由でNETGEARのGSシリーズをためらっていた方にはオススメできるタップ型の「クリックスイッチ」製品です。
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