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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

USTV-1を10年ぶりに活用した話。

PC

ふと思い出した話。
ちょっと、昔、です。まだ地デジ開始直後でコピーアットワンスだったころ、
「テレビに紹介されたんだけど、この番組を関係各位にCDで焼いて配りたい。どうしたらいい?」
って相談されたことがあります。

その時はコピーアットワンスだからねーってことで、当時まだギリギリ生き残っていたVHSにダビングしてPCで取り込む、って話をしてました。

時は流れ…

「うちでDVDを制作したんだけど、これをいちいちドライブにディスクを入れないようにパソコンで再生したり、動画をホームページ掲載したり、その動画をスマホで見れるようにしたい。どうしたらいい?」

うーん。

改正著作権法

2012年、著作権法が改正されDVDをリッピングして複製をしてはいけない、ということになりました。
正確には「視聴できないようにしたプロテクト技術」を解除して複製をする、という行為について違法だということになった、というわけなのですが、これの影響でDVDをリッピングするためのツール、という技術がすっかり廃れてしまいました。
冒頭に戻って、もうDVDリッピングで.iso化してディスクマウントして再生、って方法は選択肢から消えているんですね。

ディスクを使わずにパソコンやスマートフォンで再生するってのには、動画ファイル化するしかない、ってところです。

PC・スマホで見たい

DVDが目の前にありました。
そのDVDはDVDプレイヤーで再生可能です。PCでも当然再生可能。
その動画をパソコンやスマホに取り込みたい、いまはどんな選択肢になるでしょうかね。

昔ならDVDリッピングで.isoファイルを生成してその.isoファイルをPCでマウントできればあたかもDVDディスクを光学ドライブに挿入したかのようにPC上で再生が可能でした。これがいまできない、さてどうしよう。
昔はギリギリ生き残っていたVHSにダビングしてPCで取り込む、これもできたけどもうVHSは生き残っていません。いや正確には再生機はあるんですけども…。

その時思い出したのが、これ、

f:id:treedown:20161209171123p:plain

USTV-1、通称「豆チュー」という製品名のUSBキャプチャ機器です。2003年に買ってあまり使わずに眠っていたのを引っ張り出してきて使ってみました。

接続してみる

USTV-1を認識させているPCは既にあったので、FEATHER-Xというソフトも既にインストール済み、早速ポータブルDVDプレイヤーを引っ張り出してきてUSTV-1とポータブルDVDプレイヤーの音声や画面出力をコンポジット接続で接続して、外部入力で録画をやってみることにしました。
接続はこんな感じです。
+------------------+--------------------+---------------------+
   DVD    USTV-1     PC
+------------------+--------------------+---------------------+
         <USB>-------------<USB>
映像(黄色)>---<S端子>
音声(赤白)>---<音声入力>
         <音声出力>-------<ライン入力>

+------------------+--------------------+---------------------+
DVDは映像と音声を出力、USTV側のINの端子とつなぎます。映像のINPUT端子と音声のINPUT端子は分かれているのでそれぞれ接続可能なジャックで接続することになります。

USTV-1からPCはUSBケーブルで接続して通常のUSB機器のように使います。ただ音声の入力はPCのライン入力から取得するようにします。USTV-1は音声のライン入出力は独立してそれぞれのケーブルを接続するようになっていますので、音声用のケーブルは合計二本必要になります。

再生してテスト

デスクトップからFEATHER-Xを起動して、チャンネル設定を外部入力に変更しました。ここら辺はVHS時代のビデオのダビングと変わらないですね。
ダビングのために外部入力にチャンネル変更したら、DVDを再生するとDVDで表示されるはずの画面がちゃんとウインドウ内に表示されます。おお。
DVDを再生すると、ちゃんとFEATHER-X経由でPCのデスクトップ上のウインドウに映像が再生され音声がPCのスピーカーから出力されることが確認できました。

あとは録画ボタンを押してこれを録画すると、FEATHER-X準拠でMPEGファイルを生成してくれます。FEATHER-XではMPEG-2なのでいささか古いフォーマット、フリーソフトでMP4に変換することにします。

変換したら、スマートフォンでも閲覧可能なMP4が生成されたので早速スマホで再生してみたら、あ、ちゃんと見れますね。

DVDリッピングはもうできないから、これからはキャプチャでダビング、これが主流ってことですね。