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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

最近のMicrosoftはLinux側をみてるなぁとふと思った

最近のMicrosoftの動きを見ているとLinux側をかなり意識したリリースが続いています。
と言っても大きい話題としては二つですけども。
今日はこの辺を個人的主観でご報告します。世間話みたいになっちゃった。

Powershellとbash

PowershellがFLOSS(※FLOSS…Free/Libre and Open Source Softwareの略語)で公開されて、Linux上で利用できるようになりました。
.debファイルでPowershellのパッケージが公開されており、.debファイルをインストールするとPowershellがLinux上で使えるようになります。WindowsでPowershellになれているユーザとしてはLinuxをPowershellで操作できるようになるとWindowsで得た知識がそのまま使えるから便利ですね。
別の考え方をすると…。
Powershellは、Office365やAzureなどのMicrosoft提供のクラウドサービスの操作を担当するCUIでもあります。GUIよりも多機能な操作が可能なこともあります。GUIでは用意されていない操作がPowershellではできる、みたいなことがありました。(最近はないのかもしれませんけど。)
LinuxでPowershellが使えるようになる、ということはこの操作もLinux上から実行することが可能になるってことですね。つまりOffice365の管理操作をPowershellをインストールしたLinuxから実行することができるようになる、と考えることもできます。数年前では全く考えられなったLinuxからのMicrosoft製品の操作ですね。

これとは入れ違いのような恰好(に見える)で、Ubuntuの協力のもと「bash on Ubuntu on Windows」ってのもリリースされています。こっちはWindows側からLinux側を操作するシェルであるbashがWindows上で実行できる、というものですね。実行にはBataのWindows Subsystem for Linuxのインストールが必要になるのと、Windows10の開発者モードを有効化する必要があるので、まだ一般的なユーザが使うような環境とは言い難いところではありますが、それでもLinuxで使ってるコマンドがWindowsのコマンドプロンプトで動作するというのはかなり新鮮ですね。そのうち時間を作って試してみたいものです。

SQLServer

シェル環境がWindowsとLinuxで入れ子にリリースされているのを新鮮に感じていたところで、SQLServerがLinuxでの動作を正式サポートという報に触れました。
SQLServerはWindowsを用意する縛りによってWindows Serverをもれなく購入する必要がある上、そのWindows Server上のSQLServerにアクセスするにはCALの購入も必要と、それなりの投資が必要だったはずなのですが、「SQLServer v.NEXT」と命名された次のバージョンでLinuxをプラットフォームとして動作することが公表されています。Hyper-VのゲストLinux対応と同じで最初はRHEL(Red Hat Enterprise Linx)と、シェル関連で最近仲良くなってきているUbuntuの2ディストリビューションだけが対象のようですが、Hyper-VのゲストOS対応よろしく、SUSE Linuxも対応OSとして追加される、ということになっているようです。となるとOpen SUSEも対応しそうなもんですね。

と、このように…

最近のMicrosoftの動きがLinuxに自社のテクノロジーを供給してLinuxと仲良くやっていこうとしてるんじゃないか?と思えるような動きが結構あります。
前はやっててもsambaプロジェクトにActive Directoryのテクノロジーについての技術支援をする程度の関与具合で、オープンソースってのをホントは敵視しているんじゃないかと思えるような動きだったのですが、ちょっと路線変更していてLinuxとは仲良くやっていこうとしているように見えます。
スマートフォン&タブレットの勢いが強くて、PC関連が押され気味なので同じPCの市場で仲良くやっていこうとしているのかもしれませんね。Microsoftとしてはタブレットはともかく、スマートフォンは完全に存在感がない状況ですので。