treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

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時代の流れ?iモードケータイ出荷終了

今日はドコモ関連のニュースを見かけたので、そのニュースについてご報告します。
iモード対応の携帯電話が出荷終了となり、今後はSPモード対応の携帯電話のみとなる、という発表がありました。
時代の流れを感じますね。

ドコモの発表は

ドコモからのお知らせ : ドコモ ケータイ(iモード)出荷終了について | お知らせ | NTTドコモ

ここからみれます。

発表の内容(概要)

iモード対応の携帯電話は今年の11月・12月をめどに出荷を終了し、店頭在庫のみとなるそうです。
「iモード対応携帯電話」という商品が出荷終了となるわけでiモードというサービスが終了するわけではありません。
簡単に言うと携帯電話に搭載される通信サービスがSPモードに移行するというだけの話です。
またガラケーと呼ばれるフィーチャーフォンが販売されなくなる、というわけでもありません。引き続き販売されます。ただフィーチャーフォンであってもスマートフォン同様にSPモードを利用するということみたいですね。

私も含めた引き続き携帯電話を使いたい層にとっては一安心です。

とはいえ…

手放しに安心もしていられません。結局こうやって徐々に規模が縮小していくというのがいつものパターンですから、そのうち乗り換えをしなきゃいけなくなるんでしょう。
あと、今はiモードとSPモードは同時契約してISPセット割を効かせれば同じ300円で同時にiモードとSPモードを利用することもできるようになります。iモードの廃止に備えて早めにISPセット割で同時契約してSPモードメールに移行しておいた方がいいのかなぁ…という気になってきました。

昔は先進の技術だったiモードがいざ製品の出荷終了となると時代の流れを感じますね。
2000年代の初期くらいから開始したiモードサービスは、当時はテレビCMも旬な女優さんを使ってiモードを使いこなした日常を切り出したおしゃれなイメージのCMでした。eメールが一般的でなかったというのもあってeメールが携帯電話1台でアドレス取得からメールの(ほぼ)フル機能が気軽に使えるってのはかなりスマートなイメージでしたね。しみじみ。
この時代のiモードメールを使っていた人なら「メール来ない!」とか言ってセンター問合せを何度も何度も実行していた人、心当たりあるんじゃないでしょうかしら。

時代の流れ

サービスをより向上させるために、新しいテクノロジをベースにしたサービスへ顧客環境を移行させる、というのはキャリアとしては正常な動きです。少数派のサービスを維持するために、メイン顧客からの売り上げをつぎ込んで赤字の事業を継続するというわけにはいかない、ってのはなんとなくでも分かります。

あ、でも、らくらくフォンは出荷を継続するらしいですよ。私はらくらくフォン使うような年齢じゃないんですが…、全部が全部終了ってわけでもないようです。

キャリアにとっては法人ユーザの存在も結構忘れられない存在感があるように思えます。大口で一括の導入、ほぼ社員数分の契約数はキャリアとしては無視できない顧客といえます。
で、会社によっては「カメラ機能付き携帯電話持ち込み禁止」のようなルールのある会社もありますから、今のガラケーのようなフィーチャーフォンでないにしろ、スマートフォン以外の携帯電話としてのフィーチャーフォンは
細々と継続してくれることを祈っています。

ソニーモバイルコミュニケーションズ製のフィーチャーフォン
何かの間違いで一回だけでも発売されないもんですかね?

昔、お遊びで作ったと評判の311Yぐらい力を抜いた機種でもOKなんですけどね…。

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やっぱ無理かな…