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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

Windows Update提供が変わった2016年10月

今日はWindows Updateのちょっとした変化についてご報告します。
更新プログラムの提供方法が変わった、という話題です。話題としてはちょっと前の話題ですね。乗り遅れていました。

更新プログラムがロールアップ化

Windows7や8.1、サーバでも2008~2012 R2までのバージョンのWindowsでは、更新プログラムが個別提供ではなく、月例更新が1つにまとまった「ロールアップ」という更新プログラムで一括提供される形態に変更になりました。
いままでもWindows7のWindows Updateの更新の確認が進まない(多すぎて遅い)という症状はWindows7ロールアッププログラムの提供である程度の一括適用ができていたのですが、これが標準化された、ということになります。

早速確認してみました。
図:更新画面

f:id:treedown:20161012165136p:plain

2016年10月 Windows7向けセキュリティマンスリー品質ロールアップ(KB3185330)が配信されています。
ロールアップモデルというようです。

ロールアップモデルのポイント

ロールアップモデルという一括提供では含まれない更新がある、という点は注意が必要ですね。例えばOSに内蔵されているFlashのアップデート何かはこの辺のロールアップ適用対象外となりますのでマンスリー品質ロールアップには包括されない、ということになります。
ちょっとややこしいのですが、ロールアッププログラムはセキュリティのみの品質更新プログラムってのとセキュリティ月例の品質ロールアップとその他すべての品質ロールアップ(プレビュー?)という三種類があって、Windows Updateで配信されるのはセキュリティ月例の品質ロールアップとその他すべての品質ロールアップってのが配信されるようです。セキュリティのみの品質更新プログラムはWSUSとかWindows Updateカタログで入手して適用することになります。セキュリティのみの品質更新プログラムは月例の品質ロールアップに包括されるので、家でパソコンを使うだけだと月例の品質ロールアップである「マンスリー品質ロールアップ」適用しておけばそれでよい、という認識をしておけばいいようです。
でも企業内でWindows Updateを管理している場合にはその他に該当するその他すべての品質ロールアップ、いわゆるオプションと呼ばれていた「非セキュリティ修正プログラム」の側も気になるところですし、WSUSを運用しているのであれば、この辺りの区別もしておきたいところですね。
あと、前出の更新画面、よく見ると.NETFrameworkもマンスリー品質ロールアップの表記になっていますね。.NETFrameworkもロールアップモデルに変わったですね。

ロールアップ化での期待と不安

ようやくWindowsの更新プログラムを確認している状態が遅い件についてMicrosoftが具体的に対策を打ってきたと思える状況ですね。
これで確認が遅い件が改善されるといいですねぇ。

気になるのは累積的かつ包括的、という点。

いままでのダウンロードはパッチ一つ一つをダウンロードして適用、という方式だったのですが、累積的になると、いままでの修正プログラムがガッツリ盛り込まれた状態で月例更新が一つのプログラムで提供される、ということになります。
こうなると、月例更新のマンスリー品質ロールアップと記載されているプログラムは容量がかなり肥大化してくるんじゃないか?というはちょっと不安ですね。
今月から来年くらいまでは容量もそれほどではないと思いますが、これが累積、累積と時を経るごとに肥大化していくと簡単に1GBくらいの容量に届いちゃうんじゃない?って心配があります。置き換え済みの更新プログラムはMicrosoftさんが取り除いて月例更新が提供される、というのは当然にしても容量は心配ですね。

加えて包括的、というところも多少不安はあります。以前にOutlookがWindows Updateの更新プログラム適用後セーフモードでしか起動しなくなった、ということがありました。このときは対象のOffice更新(Outlookの更新)プログラムを個別にアンインストールすることで、正常動作するようにひとまずの対処をすることが出来た、という手がありましたが、ロールアップが一括提供⇒一括適用だと月例更新をまるごとアンインストールってことになるまいか?と思います。もしくは適用されたどのKBの問題か探すのが大変そうです。

ちょっと不安も先立ちますが、Windows7とWindows8.1の更新プログラムの適用がいままでより多少楽になるという期待が持てる変更なので、今後に期待ですね。