treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

インフラ構成で悩む、NASかサーバ+HDDか

インフラ構成(正確には機器の選定)で悩んでいます。
今日は結論が出ていない状況で悩んでいることをご報告します。

具体的に言えばNASかサーバ+HDDかで悩んでいる、というところです。
頭の中を整理する意味合いが強いので、ちょっと雑然としているかもしれません。

必要な構成

ちょっと離れた拠点にファイル共有(共有フォルダ)ができるコンピュータを設置したいという希望があります。だがそれほど予算はないのである程度安価に済ませる必要があります。
無線LANのAPは余っているものを設置して共有フォルダに接続できればOK、くらいの利用法で十分に賄えるレベルで、それほどのスペックは要求されていません。
設置するPCは3台程度でそれほど通信も多いわけではありません。規模としてはかなり小さい規模です。それだけにあまりお金は掛けられない、というところです。
また拠点間接続があるわけではないのですが、ユーザとしては拠点間接続は不要、ネットワーク自体はその拠点内でのファイル共有とインターネットアクセスができればよい、という程度の利用をしたい、というものです。

ユーザは

とにかく現地のパソコンを使って文書作成&編集といった簡単な軽作業、を想定しています。ただPC自体は不特定多数で利用するため、データはPCに残さないような運用にして、共有フォルダで運用したい、といったところです。(今のところ共有フォルダのバックアップは必要ない、と言われています。あとで言われそうな気はしていますが。)
それ以外の部分については特に要望は具体化していません。

管理者としては…

インフラ管理側としては、無線LANのアクセスポイントを設置するのと、共有フォルダがホストされるサーバ(コンピュータ?)くらいは監視・管理したいところがあるので、出来ればリモートアクセスはしたいところです。ユーザに開放するかどうかはさておきまして。
そうなると、VPN接続でサイト間接続をすることになりますが、サイト間接続にはオープンソースのSoftEtherがよさそうに見えます。

悩んでいる二択

どっちがイイかなぁ…と悩んでいるのは大きく以下の二点です。

  1. NASを1台買って設置して共有フォルダを用意してユーザに環境を提供
  2. RaspberryPiのような安価なLinux機でsambaサーバ構築&外付けUSB HDDでユーザの共有フォルダを提供

NASを買うともうシンプルで、NASを買ってRAID1くらいでHDD構成を組んで単純にネットワークにつなげてしまえばOK、という構成になります。
これは導入作業は確かに楽です。楽なんですが、現地で閉じてしまうので別途管理用のアクセス経路を用意する必要があります。やはり問題が起きたら拠点内のユーザに電話でアレコレ確認するのは限界があるので、pingやWebブラウザ経由で状況確認ができるのは理想です。
しかもRAID1で組んでおけば、いざHDD故障時にはHDDを単純に交換するくらいで済みます。故障を検知するためにメールアラートなどは必要になりますが、必要な機能は概ねNASのソフトウェア部分にそろっているはずです。ですが、NASをポンと設置するのは多少費用は覚悟しておかないといけません。これくらい欲しいなぁ、と思った機能が揃ったNASの価格を見てると、昔よりちょっとお高いんですね、最近のNASは。

一方のRaspberryPiを導入してsambaサーバ構築、外付けHDDでユーザの共有ボリュームを作成するとなると、導入作業はそれなりにせっせと汗かき手を動かすことになります。平たく言えば工数が掛かるということですね。導入はNASをポンと設置するよりは手間は必要になりそうです。ですが価格は圧倒的に安いです。RAIDは故障検知のためにソフトウェアRAIDを使うにしても、ディスク筐体とRaspberryPi合わせてもNASに比べればお釣りがきます。
そんでもって、RaspberryPiなら好きなLinux(汎用OS)を用いて好きにパッケージをインストールしてカスタマイズできます。となると、RaspberryPiにsambaインストールだけでなくSoftEtherインストールしてVPN接続を用意することもできます。1台で。しかももう一台用意すれば、サイト間接続も展開できそうじゃないですか。

ただこれが少々躊躇する理由は機器の部品が多くなりすぎるところです。OS部分はRaspberryPi内蔵のSDカードで動作しますし共有フォルダは外付けHDDで動作します。USB接続になるのでUSB2.0です。(RaspberryPiのNICが100base-Tなのでそれほど問題はありませんが。)
ちょっとゴチャゴチャしていていざという時どれが壊れた?みたいな切り分けで困ることはないか、ちょっと心配です。でもいざというときにVPNで接続できるのは魅力っす。

どっちにしろ一長一短なのですが、あとあと後悔しないために、どれを優先順位を付けて採るべきか?という点がなかなかに悩ましいところです。ユーザの利便はそれほど変わらないので、どっちの方が管理がしやすいのか?という点に絞って考えないといけません。

もうしばらく悩みそうな気がしてきました。※写真はRaspberryPi 2

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今買うならRaspberryPi 3ですね。無線LANとBluetooth内蔵でお値段据え置きというモデルです。