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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

Raspberry Pi 2のSDカードを交換する

今日はRaspberry Pi 2のMicroSDをメンテナンスのため交換しましたので、その模様をご報告します。
作業はとても簡単です。

交換の動機

交換しようと思ったのは、この間、高耐久性を謳うMicroSDHCカードである
「Transcend 高耐久 microSDHCカード 16GB Class10 TS16GUSDHC10V 」
を購入したのが動機です。今回購入したのは16GBですが容量が欲しい方向けに32GBもAmazonにあります。

書き込み頻度の高いアプリケーション向けのSDカードを標榜しており、温度耐性、静電耐性、衝撃耐性に優れている、という売り文句のSDカードでして。

あまり詳しくはないのですが、MLCフラッシュ搭載を掲げていると通常のSDカードよりも読み書きの耐性(回数が多い?)に優れるということらしいんですね。通常はTLCチップを使うところをSSDなどで良く使われるMLCを利用することで高稼働を実現しているようです。最近ではSSDでTLC採用の安価なSSDも増えてきていますね。
※この辺の話の詳しくは他のサイトでご確認されてみてください。

読み書き耐性に優れているのと温度耐性が通常のSDよりも優秀ということで、車内でマウントしっぱなしになりがちなドライブレコーダーやセキュリティカメラ&監視システム向けSD記憶媒体として大々的に売りに出されています。
製品は2年保証付き、とありますが、概ね壊れたら買い直しするのでこの辺はあまり気にしません。

メディアの移行を考える

交換は最もオーソドックスな方法で実行しました。

  1. 既存のSD⇒イメージファイル化
  2. イメージファイル⇒新SDへイメージ書き込み

何事も基本が大事です。

ツールは「DD for Windows」を利用します。
Raspberry Piのユーザにはもうお馴染みの定番中の定番ソフトです。
以前にLinuxのDDを取り上げました<(2/2)ディスクの増設先にddでイメージバックアップ取得 - treedown’s Report>が、このDDをWindowsで動作させて対象ディスクとしてリムーバブルドライブを選択できるようにしてくれるソフトがこの「DD for Windows」です。

このソフトでMicroSDのイメージを丸ごと取ってくれますので、ある時点にSDカード(やUSBドライブ)を巻き戻すためのイメージファイルを作成する、ということも可能です。これでバックアップを取得しておくと心強いですね。
ただし注意点としてこのDDで取得するバックアップは(Linuxでもそうですが)非圧縮なので、容量そのままイメージファイルになります。つまり16GBのSDカードのバックアップを取得するとハードディスク上には16GBのイメージファイルが生成されることになります。PCのハードディスク容量によってはSDカードのバックアップを取得するのも一苦労ですね。保管する際には7-zipなどで高圧縮し保管したほうがよさそうです。

交換方法

簡単です。

まずRaspberry Pi 2の電源を切って、SD取り出します。
図1:電源切ってSD取り出し

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取り出したSDカード
図2:今回使うのは…

f:id:treedown:20160621134748p:plain

黒い方がいままでの普通のMicroSDで、シルバー色のMicroSDが高耐久につられて今回購入したMicroSDです。黒から銀に移行します。

まずはこれのバックアップをDDで取得します。
図3:バックアップ取得

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DDforWindowsが動作するPCに接続して、対象ディスクにリムーバブルドライブに入れた状態で、「ディスク選択」ボタンから、そのリムーバブルドライブのドライブレター(図はF:ドライブがSDカード)を指定します。
「ファイル選択」ボタンで生成するバックアップイメージファイルを指定します。今回はH:ドライブに.ddiファイルを生成するようにしました。
「>>読込>>」ボタンをクリックするとファイルが生成されます。
16GBあればさすがに時間も掛かりますが、じっと待ちます。
図4:完了しました。

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さすがに容量が大きいですね。

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バックアップ完了後、SDカードを入れ替え、書き込み(交換)対象のSDカードをPCに接続します。同じカードリーダーを使いますのでドライブレターは同じF:で改めて書き込み処理を実行です。
図5:書き込み中

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先ほど生成したファイルを「ファイル選択」から指定し同じく空のSDカードをF:のリムーバブルドライブに挿入し、ディスク選択をします。
「<<書込<<」ボタンをクリックするとファイルイメージがSDカードに展開されます。
図6:完了しました。

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完了後、再度Raspberry Pi 2に生成したSDカードを差し込んで起動すれば完了です。
図7:無事起動してきました

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デュプリケータでHDDコピーして換装するのと同じ要領でできますね。

SDが壊れる前に交換、無事なSDを取っておくというのは、予防保守、という考え方もできます。