treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

DDNSサービスCyberGateが今年7月で終了

今日は利用していたDDNS無料サービス「CyberGate」がサービス終了の報を聞きご報告します。
サービスのログインページを開くと、こんな記述が
「CyberGateのDDNSサービスを2016年7月末をもって終了いたします。」

f:id:treedown:20160602103239p:plainここの下の方に…

f:id:treedown:20160602103316p:plain

と記述が。

ん?

えぇー終わっちゃうのか。

思わず声に出てた。

DDNSCyberGateって?

このCyberGateは無料でDDNSが利用できるというサービスです。
DDNSは動的にIPアドレスが更新されたAレコード情報をホスト名と紐づけることができるDNSで、簡単に言えばプロバイダ付与のIPが勝手に変わるにもかかわらず、一つのホスト名で自ネットワークが参照できるようになる、という便利なDNSです。
他社でもCoregaならcorede.net(既にサービス終了済み)やBuffaloのバッファローダイナミックDNSサービス、一時期流行したDynDNSなどが同じダイナミックDNSという動的なレコード更新をしてくれるDNSを提供してくれます。
サービスが終了しなかった無料DDNSサービスは早々に有償化しておりだいたい年額で2,500円~4,000円くらいの幅で提供されていることが多いですね。

DDNSの使いどころ

概ね自宅サーバをインターネット上からアクセスさせるときにDDNSサービスを利用される方が多いイメージです。
自宅で手軽にサーバを公開するのに、DNSを有償にする、というのがちょっと…と言う方や、プロバイダの仕様でIPはコロコロ変わるのに手動でAレコード情報の更新なんてできない、と言う環境でDDNSの出番です。
自宅サーバ、などと言ってしまいましたが、本来の想定される利用方法はWebカメラです。最近で言えば格安SIMを差して3G/LTE通信ができるWebカメラを設置し、そのWebカメラをインターネット上から参照するためにDDNSにレコード情報を登録しておくわけですね。これでIPアドレスが変わってもホスト名を使えばWebカメラを参照できるようになる、というものです。

テスト環境には便利だった

個人事業主・SOHOからすると、やはり独自ドメインを取得してDNSを用意する、というのはそれなりの労力(というより知識)と費用を必要とします。(最近ではかなりの安価になっていますが)
Webカメラのためだけにこれを用意する、というのはちょっとランニングコストとしては高いかなぁ…と思うことあります。ここが無料でDDNSを利用できることで既に契約済みのインターネット回線や格安SIMで単純操作を一回するだけで利用できるDDNSが無料、というのは結構コンシューマ向けとしてはうれしい機能だったね、と思っています。実際に以前はこのDDNSでいろいろ検証していたものです。

私の場合には既に独自ドメインを取得して(DDNSじゃないですが)DNSを稼働しているので、DDNSの必要性は低くなったのですが、現在有効にお使いの方は残念な結果になっていますね。

代替案

DDNSサービスを利用していた方はDDNSの乗り換えが必要になりますね。
前出のバッファローダイナミックDNSサービスやDynDNSが概ね年額2,500円~4,000円くらい。無料のDDNSサービスも探せばあるようです。(例えばMyDNS.jp)

もしくは、Webカメラなどに入れる格安SIMをグローバルIP付きのSIMにする、と言う手もあるかもしれません。これならIPアドレスが不動なのでDDNSを間に挟まなくてもインターネット上から直接参照が可能です。
■インターリンク LTE SIM」
https://www.interlink.or.jp/service/sim/
グローバルIPを1IP付与してくれる変わり種格安SIMです。

もちろん独自ドメイン取得で、VPSといった格安サーバを構成して自宅サーバを止めてしまうようにする、というのも代替案としては有効ですね。費用はさておき一番健全に思えます。

やはり他社が続々終了or有償化した無料サービスを継続する、ってのは難しいのだとお察しします。ここまで企業努力でよく頑張ってくれました、Planexありがとうございます。