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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

(1/3)Office…どういう買い方にしようか?で迷う

今日はOfficeについてご報告します。

買いたくないけど買わざるを得ないのがMicrosoft Officeです。
企業内であればOffice買わなきゃ始まらない、というPCは多いのですが、選択肢が多くなっていてどれを買えばいいか迷いがちになりますね。
私の経験と私見をふんだんに織り交ぜてご説明します。

ただし今回LibreOfficeOpenOfficeなどのオープンソース、およびKINGSOFT OfficeやThinkFree Officeなどの有償の互換ソフト、は考慮外とさせていただきます。以前にLibreOfficeを20台展開したら1年掛けてユーザからやんわり拒否(笑)されたので。オープンソースのOffice Suiteで社内の業務が丸く収まるのであればそれに越したことはないです。オープンソースを使う方が費用面でのメリットが大きいです。巨大なくらい大きいです。

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でも企業では、わざわざまとまった金額でOfficeを購入する企業の方が多いです。
この前提で、企業に合ったMicrosoft Officeをどう選んでいくかを考えていきましょう。

伝統的な選択肢と新たな選択肢

パッケージやライセンスで言えばPersonal/Standard/Professionalの三択です。
※ここでは上記3種類で呼称するようにします。例えばHome and BusinessはStandard、Professional PlusはProfessionalに含めます。

費用を抑えたい場合にはPersonalを検討したくなりますよね…。分かります。
あくまで機能だけで言えば三択なので簡単なのですが、コストや支払いを考慮すると
新たな選択肢として月額版がコンシューマ向けもリリースされて選択が可能です。これも含めるとどれがいいのか迷ってしまうのが現在のMicrosoft Office事情です。

大前提としてシステム部門にとってはユーザがどう使うか、どういう困ったことがあるか、という点を考慮する必要があります。機能的要件というやつです。
つまり社内にPPTファイルが存在しないような会社でも客先やパートナーからPPTファイルを送付される可能性はあります。で、ユーザとしてはそれを開いて閲覧したい、となれば、PowerPoint Viewerをインストールすることで事足りるのですが、これを編集したいとなるとPersonalエディションでは不足しStandardエディションを購入しておかなきゃいけない、ということになります。

この辺りは特に注意しなくても自社内のことですから要不要を見極めるのは簡単だと思います。問題はその他の非機能的要件にあります。これ以降で深堀していきますね。

考慮1:今の環境はどうか

他のPCはどのようなOfficeの導入形態でしょうか?これを考慮したほうが価格以上のメリットになる場合もあります。今の環境はプレインストール版Officeが多いでしょうか?もしくはまとまった数量のライセンスで購入していますか?パッケージが倉庫に積みあがっていて1人1台1パッケージでインストールしていますか?
どの形態で展開・利用しているかは重要です。また、どのように展開しているかという点は「どんな配布ソリューションを利用しているか」によっても変わってきます。ネットワーク経由でインストールできるようにしてあったり、マスタイメージにOfficeインストール済みでイメージ展開している環境が多いですね。

考慮1を踏まえて

ライセンスかパッケージかの二択で言えば企業での導入はライセンスでの購入がベストです。ほぼ間違いありません。
パッケージより制限が厳しいプレインストール/OEM製品はいうに及ばず、ここでは考慮外です。
ライセンスならマスタイメージにインストールしてラインセンス認証済みの状態で社内PCに展開できますし、ネットワークインストールもプロダクトキー一つで仕掛けることが可能です。将来的にライセンス増加したとしても社内への展開方法を一切変えなくてよい、というのは企業内のシステム部門にとっては大メリットです。
これがパッケージや月額版だと、どちらもバージョン選択ができません。これは痛いです。要するに2010/2013/2016が社内で混在することになってOffice間で発生する問題も三種類、となってしまいます。
「あれで動くのにこっちじゃ動かない。」という状況は結構ある話で唯一の解決方法がバージョンアップ、というドン詰まりになることもあり得ます。
パッケージなら購入したバージョン固定ですし、月額版なら最新バージョンで固定されます。月額版ならよさそうに見えますが、全PCが月額版でない場合(他のPCでプレインストール版などがある場合)には結局バージョン混在となってしまって上記のような問題が出るかもしれない、ということになります。
ちなみにPersonalエディションは「Microsoft Store 日本 公式サイト - 送料無料、返品送料無料」を見てもらえれば分かりますが、3万円を超える結構な価格になります。(2016年3月現在)

Office - Microsoft Store 日本
※興味がある方は、ここで「Office Personal 2016」パッケージをご覧になってください。

MicrosoftストアのPersonalエディション販売価格にちょい足し(ざっくり3割増しくらい)でOffice Std.ライセンスが購入できて社内への展開が省力化できます。この観点から考えてもライセンス有利です。
Amazonだともっと安いですね。

逆に家庭だとライセンスのメリットなぞこれっぽちも享受できないわけですから、ダウンロード販売なりパッケージなりを単体で購入したほうがいいですよね。もっというとOffice365Soloにしたっていいかもしれません。

企業内ではライセンスかパッケージかで言えば、ライセンスで導入し一元管理したほうが圧倒的にメリットが大きいという点は考慮された方がいい点の一つです。

明日に続きます。