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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

フリーの画像編集ソフトってどれにしようか?「paint.net」

今日は画像編集ソフトについてご報告します。

以下のような方にお勧めします。

  • 無料でフォトレタッチ・ペイントソフトを用意したいがmspaintよりもうちょっと機能が欲しい。
  • 見る程度でいいからPhotoshopで作成したPhotoshop形式(.PSDファイル)を開きたい。
  • 見る程度でいいからIllustratorで作成した.aiファイルや.epsファイルを開きたい。
  • 画像加工ソフトウェアの製品を買うほどでもないが使ってみたい。
  • フリーの画像加工ソフトはどれを使ったらいいか分からない、迷っている。

上記の要望があるようなら、paint.netを検討してみて、ちょっと便利な機能を手に入れる、という主旨です。例によって具体的なやり方を記載していませんが、選択する意味や選択する際の考え方についての私見を本記事でまとめております。(あくまでも私見です。)

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paint.net自体は既にかなり有名なソフトですので既に使っている方も多くいると思いますが、いまだWindows標準のペイントを利用している方も多いと思います。もうちょっと突っ込んだこれを選択する理由を、この手の紹介記事を掲載されている他のサイトとは違った視点でご紹介をします。

ちなみにPaint.net をお勧めする記事のくせにPaint.net の画面は一切掲載していません。

Microsoftの支援を受けて開発されている

既にGIMPInkscapeなどの本格的なツールを利用している(使いこなしている)方にはあまり興味ない話になりますが、これから新しいツールを導入しよう、ないし企業内のPCにフリーのフォトレタッチ・ペイントを導入する必要が出てきた管理者の方向けの考え方の一つです。
どうせ導入するのならMicrosoftと仲がいいソフトのほうがいいという考え方もあります。Windowsはトラブルが多い=何でもかんでも入れるとトラブルの素、といえますが、このソフトは他のオープンソースフリーソフトと違ってMicrosoftが開発を支援しているソフトウェアになります。出自耳目の怪しいソフトウェアを導入するよりは今利用しているWindowsの開発元であるMicrosoftが関係しているフリーソフトを利用する方がよりトラブルは少なくて済むんじゃないか、と考えることができます。もちろん最近のWindows Updateで不具合連発という実績もあるとはいえ、出自耳目の怪しいソフトウェアよりはいいんじゃないか、くらいの温度感ともいえますが。

基本機能は.NET Frameworkとpaint.net本体をインストールでOK

基本機能は本体のインストールのほかに.NET FrameworkがインストールされていればOKです。余計なサードパーティー製のアドオンやソフトウェアの動作に全く関係のないPRソフトウェアがインストールされることはありません。
つまるところ、.NET FrameworkMicrosoft製品ですから、Microsoft標準でPC環境を極力固めるような環境でも、他のフリーソフトよりは安心して導入できます。
インストールも容易で、インストールオプションもいくつか使えますので資源配布ソリューションによる自動インストールも可能です。フリーソフトって意外とこの資源配布ソリューションで自動インストールやサイレントインストールしようとしたときに、簡単とはいえどうしてもインストーラの手動操作を伴うインストールであることが多いイメージです。paint.netはこの辺、オプション指定での自動インストールが実行可能な点が優位点の一つです。

企業内のPC全台には(さすがに)Adobe製品をインストールできない

企業内のPCは台数が多いので、高価なAdobe製品であるPhotoshopIllustratorはおいそれとインストールはできません。でも.PSDファイルや.aiファイルを開いて内容を確認したい、くらいのライトな使い方をどのPCでもできるようになっていると、それなりに便利だと感じるユーザはいます。
paint.netで.PSDファイルや.aiファイルなどを開くようにするためには、インストール後のpaint.netに専用のプラグインを適用する必要があります。
インストールが必要なのは

です。これと、プラグインである下記二種類

  • ImPS,EPS,AI.Open.FileTypeのDLLとDLCファイル
  • PSDPluginのPhotoshop.dllファイル

をpaint.netのインストールフォルダに配置すればひとまずファイルが開けるようになります。
企業内のPCは対象PCの台数が多いはずです。ですが、全台にAdobe製品を購入するわけにもいきません。(コスト的に許容されれば話は別ですが)
もしそれほどヘビーユーザでないのであれば、Paint.net&プラグインは検討の余地があります。

Photoshop Express Editorってどうなん?

実は元々この質問からこの記事が始まったのですが、Photoshop Express EditorというWebAppがAdobeからリリースされていまして、無料で利用することができます。MicrosoftのOffice Online(Office WebApp)のAdobe Photoshop版といったところです。ブラウザ経由で機能限定版のPhotoshopが無料で使えてしまいます。
実際に開いてみました。
図:JPEG編集中画面

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自称初心者と言える方が簡単な画像編集をするのであれば問題ない程度の機能はそろっているようです。ただ私は開いた後にAdobe Photoshopを使ったことがなくて全く使い方が分からないということに気づきましたが。
ファイルがJPEG画像にしか対応していないところが多少残念なところです。
結局.PSDファイルをきちんと作成したり編集したりするのであれば、製品版(サブスクリプション版)のAdobe Photoshopを購入しないといけないということです。
ただ、ちょっと使いには便利、でもがっつり使うのは少々不便、オフラインで使えないからPC単体で(通信できないところで)ファイルを閲覧する程度ならpaint.net&プラグインで.PSDファイルを開くほうが便利な場合もありそうです。

私は、かなり前からPaint.netを使い続けていますので、よほど機能面で必要としない限り、ずっとPaint.netを使うことになると思います。
もしご興味がでましたら、使い方の解説サイトも数多くありますので、一度ご覧になって、使ってみるのはいかがでしょうか?