treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

(1/2)お金を掛けたくない人向けデスクトップPCの買い替え

本日は、一つのデスクトップPCの選択肢を安価に検討する、というご報告です。

スマホを便利に使っていると、家のPCってあまり使わなくなる人が多いです。
でも家のPCを使うと

  • 操作しやすい:キーボード/マウスはやはりタッチより入力が容易
  • 見やすい:画面が大きいモニタで操作画面を見るのは視認性がよい
  • USBメモリが使いやすい:USBメモリでデータを受け渡ししやすい

これくらいがスマホに対するアドバンテージとなります。

これくらいのアドバンテージだと、家PCは要るか要らないかは微妙なラインです。つまり家にいるときだって外出先と同様のUIで使っても全然苦にならないようであれば、そのまま使ってしまう人もいるかもしれません。
でも家環境はネットワーク環境が外出先よりも制限が緩かったり、快適さ(帯域速度)に勝る傾向にあります。(家に光回線が導入されていればその光回線経由で通信しますので外出先のLTEや公衆WiFiより快適、ということです。)

そこで、最低限の機能・性能で家PCは用意してみるのはどうだろう?という考え方をしてみました。

今回の条件です。

  • スマホがメイン、デスクトップPCはほとんど使わない
  • でもデスクトップPCで動画やネットサーフィンはしたい
  • 家のPCではブラウザ以外使わない、使わなくてもいい
  • 家で動画再生するのならスマホよりデスクトップモニタを使いたい
  • Windowsは別に詳しくないから操作方法が多少変わっても大丈夫

この条件に全部当てはまるなら、この記事で安くデスクトップPCを買い替えできるかもしれません。

さらに、こういった考え方ができる方なら安くデスクトップPCを用意出来ます。

  • PCを安く用意できるのなら多少の時間と手間は掛けてもよい
  • スペックにこだわらない、低スペックPCでも利用上差支えない使い方ができる
  • PC構築作業は楽しんで作業に取り組める(ここ重要)


一言でいうと「Raspberry Pi 2」という小型PCを使います。

高い理由はOS?

あまり使わないPCに数万円でも支払うのは価格の何割かにWindowsやOfficeの使用料が含まれているからと考えてもいいです。
さらにハードウェアが強化されていけば数万円が十万円程度のPCになっていきますが、家のPCを使わない方にとっては十万円のPCは最初から選択肢にならなくて、たいていは廉価な(売り場で底値に近い)PCを選択してしまうのではないでしょうか?
廉価なPCはメーカの企業努力によって部品代の低廉化に伴う販売価格への転嫁によって実現しています。品質面はさておき安価な選択肢が増えるのは一消費者としては喜ばしいところです。
ですが、メーカがどうしても削れないところがOSやOfficeの使用料です。
最近ではWindows8 with Bingの登場でOSはメーカ負担がなくなってきましたことで低廉化を促進させていますが、Officeは相変わらず二万~三万円程度の支払いが必要になります。

「Raspberry Pi 2」はWindowsではなくLinuxをベースとしたOSを「自身で選んでインストールする」という方法でOSを用意しますが、このOS使用料が別途必 要になる、ということもなく製品の販売価格にOSの価格が含まれていて製品価格が高いということもありません。

どんなの?

こんなのです。

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これが本体だけで1万円以内で購入可能です。○千円でPCが1台買えるなんて…。いい時代になったものです。

Raspberry Pi 2に掛かる費用は?

概ね8千円~9千円くらいで1セットPCが使える程度にそろえることができます。

内訳をざっくり解説しておきますと本体(基盤)&ケースで\6,500、電源(USBのACアダプタ(2Aくらい)とMicroUSB充電ケーブル)で\1,200、MicroSDを容量16GBくらいで\1,500、といったところです。既に手持ちの電源(スマホなどの充電セット)が余っていれば使いまわしてコスト削減可能です。

本来は電子工作キットとして発売しているコンピュータボード、という位置づけの製品ですが、Linux入門機として気軽に購入できるレベルの投資額でLinuxPCを導入することができる、という点がポイントです。
ちなみに同じ値段でModel A、Model B+、などと複数のRaspberry Piの選択肢がありますが、購入するのは「Raspberry Pi 2 Model B」です。ただのPCの代用として使うユーザ層に対しては、これ以外に選択の余地がありません。

わざわざ古いPCにLinuxインストールしようとして挫折した方、最初からLinux前提のPCを1台購入してみる(しかも安い買い物)、という方法で再チャレンジはいかがです?

本体のほかに必要になるもの

見た目に分かりますが、このRaspberryPi2は本体だけで画面出力はないので、HDMI入力が可能な液晶テレビ、をディスプレイ代わりに使います。現在利用中のPCモニタでHDMI入力があるようでしたら、その入力を使ってもOKです。(そのためのHDMIケーブルが必要です。)

液晶テレビを使うということは数年前から話題の「スティック型PC」に近い使い方になります。つまりテレビにPC画面が映ることになります。
VGAは利用できないので旧式の画面出力方式を使っている古いPCユーザはご注意を。
操作はUSBキーボードとUSBマウスがあればそれでOKです。既存のPCがデスクトップであれば接続するだけでそのまま使えます。

大前提にあるのは、

既存のデスクトップPC=付属品はそのまま流用可能じゃないか?⇒本体だけ入替えればいい⇒本体だけ入替えるのなら安価に済むよね。

こんな考え方から始まっています。

 

少々長くなりますので、明日に続きます。