treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

※https化しました。その影響でしばらくリンク切れなどがあるかもしれませんが徐々に修正していきます。 リンク切れなどのお気づきの点がございましたらコメントなどでご指摘いただけますと助かります。

Windows Updateエラー:コード80244019

本日はまたWindows Updateがエラーを出してしまいました。
対処しましたのでご報告します。

図:エラーの画面

f:id:treedown:20160110235803p:plain

今日のエラーは「Windows Updateで不明なエラーが発生しました。」コード「80244019」です。
エラーコードが80070422や8DDD0018でも同じ対処になるそうです。

Windows Updateサービスを再起動する

一番重要なのは「Windows Updateサービス」です。
まずは「Services.msc」でサービスMMCを起動しましょう。(コマンドでなくても「コントロールパネル」⇒「管理ツール」⇒「サービス」で起動できます。)
サービスMMC画面中のサービス一覧から、表示名「Windows Update」のサービスを選択します。
図:サービス一覧画面
f:id:treedown:20160110235854p:plain

サービスを右クリックかメニューバー付近にある再起動ボタンをクリックしてサービスを再起動します。
図:サービス停止中のステータスバー

f:id:treedown:20160110235907p:plain

※サービス停止⇒起動と手動で実行してもOKです。
※最終的にWindows Updateサービスが起動していればOKです。

Background Intelligent Transfer Serviceの状態を確認する

次に、Windows Updateに関連するサービスの一つである、
Background Intelligent Transfer Service(サービス名:BITS)
のサービス状態確認を実行します。
これは「スタートアップの種類」が「手動」と表記されていることを確認します。
図:Background Intelligent Transfer Serviceの確認画面

f:id:treedown:20160110235949p:plain

※これは確認するだけです。

Windows Event Logサービスの状態確認

同じくWindows Event Logサービスの「スタートアップの種類」が「自動」になっていることを確認します。
またこのサービスは起動していないと動作不良が発生するはずなので、必ずサービスが開始していることを確認しておきましょう。
図:Windows Event Logの確認画面

f:id:treedown:20160111000039p:plain

これも基本的には、確認するだけですが、状態が「開始」でなく空白の場合イベントログサービスが動作していないことになるので、PC再起動などでイベントログサービスが動作するようにしておきましょう。

再度Windows Updateを実行してみます。

とても簡単な対処ですが、やることはこれだけです。
PCの再起動なども不要でした。早速Windows Updateを再実行してみましょう。
図:Windows Updateの再実行

f:id:treedown:20160111000220p:plain

しばらくするとエラーだった実行結果がWindows Updateサービスを再起動したことで正常に検出するようになったみたいです。
図:改善後のWU図

f:id:treedown:20160111000234p:plain

このあと更新プログラムのインストールを実行しましたが、エラーも出ず無事すべて適用が正常終了しました。

これにてWindows Updateエラー:コード80244019の対処は完了です。