treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

電車内で見知らぬカップルからスマホ/ガラケー2台持ちを指摘された話

本日は、スマホガラケーを2台持ちするメリットをご報告します。
ただし前半はエピソードトークですので、興味ない方は前半部は飛ばしてください。

電車内、って色々なアクシデントや変な出来事に遭遇/発生しますよね。
今日はその中から、1つご紹介します。

私は帰宅ラッシュが収まった遅めの電車で出入り口付近に立っていました。

手には会社支給のiPhoneと私物のガラケーを持っています。
そのときは、会社支給のiPhoneにメッセージが入っていてそれに返信を打ちながら、ガラケーで音楽を聞いていました。
そうしているうちに、今度はガラケーでメールを受信してしまいました。メールはパソコンの質問でした。今度はガラケーで返信を打ちつつ、返信内容をiPhoneで調べるという操作をし始めました。

話はここからスタートします。
出入り口付近の私が立っている位置と真逆の位置(対面側)に十代か二十代前半の若いカップルが立っていました。
この電車はちょうど急行の通過待ちで待機中です。
突然その1m程度離れた向こう側に居るカップルの女性が私を指さして大きめの声でこう言い始めたのです。
女性「ワタシ~。あのケータイ2台同時に使ってるの、意味わかんないんだよね。」
オイオイ…。もうちょっと小さい声で言ってくれよ…。
パッと見イヤホンしているのが分かるからまさか聞こえまい、と思っての声量なんでしょうけど、私はけっこう気にしいなところがあって電車の中で音楽聞くときは必ず「BASS=弱、AVLS=ON」設定を必須にしています。加えて「音楽再生直後にイヤホンを一旦外して必ず音漏れチェックを実施」というダブルチェックでモンスター(失礼)客にいちゃもん(笑)付けられないようにはしています。
なので、普通以上の声量で会話されると音楽全く聞こえなくて会話丸聞こえです。
カップルの会話は続きます。
女性「2台持ってそんなにやることってある?無いよね?意味わかんなーい。」
男性「ま、まあね…。」
女性「2台持たなくてイイジャン。1台で済むでしょ?」
男性「まあまあ(となだめようとする)」
女性「なに?男ってさぁ、ケータイ2台使うような用事とかあるわけ?」
男性「オイオイ…。き、聞こえるよ。」
女性「ま、いいんだけどさー。ほんと意味わかんないよねー。」

けっきょくいいのかよ。

そりゃ他人が携帯どう使ってようが勝手だけどな。
なにも夜の電車内で指差して声大きめで言わなくても、いいじゃないか。

こういうの困りますよね。この時は聞こえないフリして外を見るような仕草でカップルをチラ見したものです。
二人とも服装はややチャラ目なんですけど、髪が黒髪で髪型も大人し目な雰囲気で、それほどはっちゃけているわけではないように見て取れました。
そんな彼女が見ず知らずのサラリーマンである私を指さしてわざわざ指摘するんですから、よっぽど経済観念(コスト意識)がしっかりしているのか、はたまた彼のせいで携帯2台持ちを心から嫌悪しているか(笑)のどちらかなんでしょうね。

エピソードトークはこのくらいにして…。

そろそろスマホと携帯を2台持つ意味は何か、そのメリットをご説明したいと思います。
そう、電車内で言われた「意味わかんないよねー。」の意味を説明します。

スマホガラケーと違っていろいろな機能を持たせることができるので、持ち歩くデバイスを減らせる点において非常に便利です。
多機能ゆえの泣き所でまともに使えばバッテリは一日持つか持たないか、ローエンド~ミドルクラスの機種では一日持たないことが多いです。
朝、駅までの間に音楽プレイヤーとして始動、駅に着けば通勤電車の運行情報の確認、昼休みなどには休憩がてらメールチェックやネットショッピングアプリで商品チェック、外出時にはGPSと地図アプリで道案内、帰社前に立ち寄ったファーストフード店でクーポンアプリからクーポン発行、使った経費のレシートをカメラで撮影して家計簿アプリにスキャンし、帰宅電車ではちょっとした動画視聴(うちはナスネです)…、とこのように、基本的な機能を使うだけでも、

まったく電池が持ちません。

実際にお使いの方であれば、この使い方でモバイルブースター必携という感覚はご理解いただけると思います。
さらに一日で何度もスマホは充放電を繰り返すことになりバッテリ寿命にも悪影響が大きいです。
こんな使い方なのですから、ここに電話(通話)が入る余地がありません。
結局のところスマホを使うユーザ層は"電話をしなくなっている"という前提で"電話をしない代わりに豊富なアプリ機能を使う"という想定で端末設計しているとしか思えないのです。
逆に言えば、電話を使うユーザ層ならそんなにスマホのアプリを多用しないだろう、という発想で端末設計しているんじゃないか?と勘ぐってしまいます。

結果として、どっちか諦める必要が出てくるので、現代のユーザ層は「電話あまり使わないからまあいっか。」となるのではないでしょうか?
でも、企業相手/企業内で働いていると"電話は必須機能"です。もっと言えば"ある程度の品質の通話機能が必須機能"なのです。
しかも、電話は"掛ける側の都合でスタートするコミュニケーション"ですので、自分の端末状態が(充電満タンのような)ベストで受けるための準備をすることが難しいコミュニケーションです。SkypeやWeb会議のようなコミュニケーションであればある程度事前に日時を決めているのでバッテリに不安のないように準備は可能なのですが、電話の着信だけはそうもいきません。
必然的に、電話はバッテリに不安が少ない高級端末にするかバッテリに不安のあるスマホの機能としては諦める、という使い分けがベターになってきます。
特に着信専用の電話がこの傾向が強いです。発信専用なら自分で発信するときにバッテリの充電状態を気にしておけばよいので。しかも前述したスマホで便利な機能のほとんどは自分主導/自分主体の利用機能なので、同様に考えられます。
電話の着信のように"他人がトリガとなる機能"ではありません。

つまるところ、そのデバイスを使うときに、

  •  他人がコミュニケーションのトリガを引くデバイスか
  •  自分が起点となって機能を使い始めるデバイスか

によって、デバイスの境界線が生まれ、各々に要求されるデバイスの仕様も異なってしまうのですね。
これによって私は2台持ちという環境に行きつきまして、(途中でスマホはMVNOに変えましたが)安定的に両方の機能が使えるようになりました。
副次的なメリットとして、私はデータ通信量がそれほど多くないユーザだったので、スマホの契約がMVNOになり月額の通信費が削減できました。
電話はガラケーとはいえ、ガラケーのメールやワンセグは普段使いしないけど震災などの非常時に使える状態ならいいかな、程度でOKですし、
情報端末としてのスマホは、あれば便利な端末ですがなくてもどうにかできるレベルか日常生活に支障をきたすレベルではない機能、がほとんどです。
私の使い方では昔使っていたPDAであるCLIEネットワーク版の領域ですので、あくまでPIMが中心であり、その実態は便利すぎる電子手帳、という使い方が一番しっくり落ち着きます。
(※私はモバイルPCも持ち歩いていますので余計にそう感じる点は他者と異なるかもしれません。)


結局ですね。
「2台持ってそんなにやることってある?無いよね?意味わかんなーい。」
と電車内で言われた私なのですが、
私はあくまでも、フィーチャーフォンという名の携帯電話をスマートフォンという情報端末の画面を見ながら使っていたというだけの話なのです。
だから、前半のエピソードに出てきた女性の認識は「同種デバイスを複数持っている」という認識からの
「2台持たなくてイイジャン。1台で済むでしょ?」
という発言なのですが、私の使い方では
ガラケースマホは異種デバイスですから!」
フィーチャーフォンはあくまで電話。(多機能だけど)、で、スマートフォンは便利な電子手帳(多機能すぎるけど)」
ということなのです。
そうなると、
「なに?男ってさぁ、ケータイ2台使うような用事とかあるわけ?」
Docomoが2in1をサービスインしたときに揶揄されたアレ、を連想してしまったんでしょうか?その辺は自分たちの問題として取り組んでください。あいにく私の方は"別の意味で2台使わないといけない用事"はないです。


これが質問に対する回答です。電車で偶然乗り合わせた名も知らぬ若者よ。

ちょっと最後が俗っぽい雑記になってしまいましたが、今の携帯業界の様子を見る限りでは(いくつか条件はあれど)ガラケースマホ2台持ちでスマホはMVNO利用がコスト対利便性でバランスが取れていると感じています。

でも、パケット料金が「通信量低&料金低」が契約出来て、かつスマホがスペックアップしてバッテリの持ちが自分の使い方にしっくりくる程度になれば、スマホ完全移行の時、ですね。
そんな理想の端末が世に出るその日まで楽しみに待っています。

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