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treedown’s Report

システム管理者に巻き起こる様々な事象を読者の貴方へ報告するブログです。会社でも家庭でも"システム"に携わるすべての方の共感を目指しています。

部下としての貴方には必要なことは?

彼を知り己を知れば百戦殆うからず、に則って、"己を知る"次のアクションプランをご報告します。

以前に(組織に居る(はず)の3つの上司タイプ)で"彼を知り"、(貴方が上司とうまくいかない一因)で"己を知る"ことで、現在百戦殆うからず状態になっているはずです。

今回、些細なことではありますが、貴方に何が必要なのか、をいくつか考えてみました。もしよければ"彼を知り己を知る"後の一助となれば幸いです。

昔、人事考課面談で、
「エンジニアは将来どうなりたいか、というキャリアを決めているかどうかで成長のスピードに差が出るものですよ。」
と、上司から言われたことがあります。
これはエンジニアは業務の中でスキルと蓄積していくにあたり、将来どんなエンジニアを目指しているか、その具体像が描けているか、によって蓄積するスキルに差が出る、という主旨の説明がありました。"あるべき姿"がイメージできているかどうかが成長の差に影響するということのようです。
この例にもあるように自分がどうなりたいのか、を短期/中期/長期で考えるのは重要、ということです。会社の経営計画と一緒ですね。

"己を知る"ためのプランニングにもこれは関係している言葉だと思います。
つまり、短期的に目標を立て、中期的に自分の将来像の指標を作り、長期的に人生のプランを立て、計画として実行するわけですね。

まずは、
「自分のスタンスを自分の中だけでいいから決めておくこと」です。
スタンス…。言い換えると価値観といいますか、働く動機、といいますか…。揺るがない"自分の核あるいは芯として持つなにか"です。
短期的に言えば「これがあるから働ける」と自分自身を説得できる働き続けるための理由です。
長期的に言えば「将来のなりたい自分に近づくための指針」です。
スタンスを周囲の人間に表明すると、そのスタンスに沿うようなアクションを周囲が合わせてくれる副次的メリットもあります。(表明するかしないかは自由ですが)
有名なマンガでも「全身に何百の武器を仕込んでも腹にくくった"一本の槍"にゃ適わねェこともある」って名言もあることですし。この一本の槍、ビジネスマンもあった方がプラスに働くと思います。

お次に、
ビジネスの現場は決断の連続です。
複数の"良案"を一つの"良案"に絞り込むために必要なのは、他の"良案"にあるメリットを捨てることです。このちょっともったいないと感じる"良案を捨てる"行為を実行するためには、"自分の価値観"が影響をもたらす場面も存在します。
しかし、自分のスタンスも自分だけに益が多いスタンスか上司に都合のよいスタンスか、周囲に益が多い(が自分には損もある)スタンスか、によっては大いに自分の日常が変わってくることではあります。
できるだけ多くの人が幸せになれる決断をお願いします。

最後は、
本来は管理職がそうあるべきですが、自分が正しい・自分の意見がより良い、ということを主張するときに1の反論に対し「それでもこんなにいいよね。」と思わせる複数の迎撃をできるように普段から思考を鍛えておくことをお勧めします。
本で読みましたが、「映画監督は俳優やスタッフから「こうしたほうがいいんじゃないか?」と言われたときに「そうは思わない。この作品はこうだから。そしてここではこうだから…」などと1つの主張に対して、自分が判断することに対しての理由を10も20も挙げ、監督の判断でモノをつくるべき、ということを説明し説得します。このため監督はスタッフの何十倍も考えなければならないのです。スタッフと同程度考えているだけでは決して説得することはできません。映画は監督がトップになって統一した方向に向かってスタッフ・キャストとコミュニケーションを取りながら、1つのアートを完成させる作品だからです。」
(内容についてはうろ覚えです。すいません。)
船頭多くして船山に上る、ですね。
でもこれだけで済むことではありません。

正論が必ず正しいとして採択されないのが組織です。

どうせ正論でも正しいとして採択されない可能性があるんですから、ここは肩の力を抜いて強硬に迫るのは控えて、
「批判にならない提案型で会話できるよう意識してみる。」
というのはいかがでしょうか?
結構よく出会うのが"発言者が反論や諫言をしているつもりでも、聞き手には「批判」に聞こえる"という状況です。
これを聞き手の不徳と切り捨ててしまうのは早計に思えます。
意識しないと批判になりがちなので、提案をするように意識して発言をするように会話の(言葉の)チョイスを変えていくようにします。
自分の提言や提案が採択されるかはあまり重要視しなくても大丈夫です。
まずは自分が提案型で発言できた、という事実が重要です。

的外れでない提案型の発言を続けていれば、いつの間にか提案型の部下は信頼を得ているはずです。

そして一番大事なのはこれらの変化を継続することです。即ち良い変化を定着させ自分のモノにするということです。なにかのきっかけでせっかくよい変化が自分の内面にもたらされたのに、環境の変化によって元の木阿弥では享受できるメリットも一時的かつ限定的な程度で終息してしまいます。

たとえ周囲の理解が得られずとも、自分を信じている貴方はきっと正しいです。